ボビーヴィールのすね肉をボイルして、そこからすね肉のシチューを作り翌日リメイクしてハヤシライス風に。

その後生姜とすね肉生姜煮の常備菜を作り、夜にはすね肉でチリ・ビーンズを作り、

次の日の昼食のミニラーメンでフォンを使い切り、合計三日間で焼く1.6ｋｇのすね肉とスープを

使い切ってしまいました。

 

〇すね肉3日間コース

すね肉のシチュー、すね肉のハヤシライス、すね肉生姜煮、すね肉タコソース、ミニみそラーメン。

 

〇すね肉のシチュー（二人前）

材料

ボビーヴィールのボイルしたすね肉400ｇ

（前回のコールドサラダで400ｇしか使わなかったので、残り1.6ｋｇを色々な料理にすべて使いました）

スープ約180ｍｌ

新ジャガ小4個

人参大2/1

菜の花4束

生クリーム（コーヒークリーム2個で代用）

ブラウンソースの缶詰2/1缶、砂糖、コショウ少々。

作り方

すね肉は一晩シャトルシェフで煮こみ、成形したらフォンと別々に分けて冷蔵庫で

置いておきます。ここから料理スタート！

すね肉4個の塊をスープ180ｍｌとブラウンソースの缶詰2/1缶を鍋に入れて、弱火で加熱します。

人参は3ｃｍの長さで3つに割り面取りして、スープに砂糖を少し足して煮詰まってきたら

バターをひとかけら入れて、照りを出します。

新ジャガは水で濡らして少し切れ目を入れたら、ラップに包んでレンジで4分調理して

皮をむきます。

菜の花はシリコンスチーマーで約1分半加熱します。

お皿に添え合わせを盛って、すね肉を崩れない様にソースと盛りつけて、黒コショウを振り、

生クリームを少し垂らして出来上がりです。

 

上の料理のすね肉とスープは倍の量で作り、ブラウンソースの缶詰も丁度一缶使って

400ｇのすね肉がシチューになって残りました。ここに大量のタマネギを入れて

次の日のお昼に簡単にハヤシライス風にアレンジしました。

 

〇すね肉のハヤシライス風

材料（1人前）

昨晩のシチューの残り

ご飯一膳

タマネギ中一個

イタリアンパセリ、生クリーム、コショウ少々。

 

作り方

タマネギを半分に切り、半分を薄めのスライスに、もう半分を少し厚めのスライスにします。

厚めのスライスを昨晩のシチューに入れて

3分ほど煮込み、仕上げに薄いスライスの玉ねぎを入れて1分煮てからご飯にかけます。

（こうする事で2種類のタマネギの食感になります）

生クリームと黒コショウをかけてイタリアンパセリを飾って出来上がりです。

この日の夜はメキシカン風にするので、先に常備菜用の和風のすね肉の生姜煮を作りました。

 

〇すね肉の生姜煮

材料

ボイルした、すね肉約300ｇ

生姜二かけ

しょう油50ｃｃ、みりん20ｃｃ、砂糖50ｇ

水菜4/1束

スープ適量

 

作り方

すね肉とスープを鍋に入れて、辛い生姜がお好みであればそのまま刻んだものを、

辛さを抜いたものが好みでしたら、切ってから水に二時間ほどさらしたものを使用します。

しょう油50ｃｃ、みりん20ｃｃ、砂糖50ｇをすべて鍋に入れて煮詰めます。

生姜に火がしっかり通ればＯＫ！火を止めて1～2時間味を染み込ませます。

水菜を切ってその上にすね肉、生姜と乗せて完成です。

ご飯のおともにしばらく活躍します。

 

〇すね肉のチリ・ビーンズ

材料（4人分）

ボイルした、すね肉約500ｇ

お好みの豆の水煮約150ｇ

タコソース用スパイス一袋

トマト水煮缶詰め一缶

とろけるチーズ100ｇ

アボカド大1個、玉ネギ大１個

卵2個

お好みでタコス・ソースやタバスコ、チリパウダー

トマト大1個

レタス2/1個

大型フォッカチア2/1枚（薄焼きメキシカン・トルティーヤやチップスなどでも）

 

作り方

ボイルしてあったすね肉を5ｍｍほどに刻んだら、玉ネギ大一個をみじん切りにして

半分を水にさらしてトッピング用に、半分をフライパンに入れてすね肉と炒めて、軽く塩コショウすします。

玉ネギが透明になったら１リットルの水を入れて、トマトの水煮の缶詰一缶とタコソース用スパイス一袋、

お好みでケッチャップ大3か濃厚トマトピューレを入れてコクを出します。

煮詰めて３/２ぐらいになったらミックスビーンズの水煮150ｇを入れて更に煮込みます。

最後にお好みの辛さにするために、タバスコやチリパウダー、

うんと辛いのがご希望の方はハバネロパウダーなどで辛みを付けます。タコスソースはこれで出来上がりです。

トッピングは先ほどのさらし玉ネギ。卵2個は堅茹で卵で輪切りに。レタス２/１千切り。

トマト大一個は角切りに。

一人用の入れ物にとろけるチーズをお好みで入れて、ソースを注ぎ溶けたところで

トッピングを合わせて頂きます。

 

〇おまけの味噌ラーメン

ゼリー状にして保存しておいた、スープを夜食のラーメンなどに溶かし込むと

コクが倍増して本格派のラーメンに変身します。

 

☆まとめた感想

まずこのすね肉は一度煮込んでスープと分けて保存すると、ほぼ食材として万能になります。

ひき肉のように脂が溶けだしてベトベトになる事もありませんし、ゼリー状の

スープはとても使い勝手が良いです。

ブラウンソースまで作っている時間がなくても、コクがでますしスープはとろみが自然につきますし

、鍋やタッパーに残りを遷すと常温でも固まるので、どれだけコラーゲンが

入っているのかと驚くばかりです（ブラウンソースになっても簡単に室温で固まります！）

今回はまとめて感想を書きましたが、すね肉の癖のない旨みと隠し味にも使える

ゼリースープストックは一度試す価値ありますよ！