自宅に丸々365日以上、常温で置いていたハモンイベリコ・ベジョータの切りたての味わいとちょっとしたご提案♪


ハモンイベリコベジョータ・ラルドのせ
ハモンイベリコベジョータ・カサルバ48ヶ月熟成の原木からのカットです。自宅のワインセラーの上にほとんど放置状態で月に1回か2回ほどカットをしながら常温においていたベジョータをちょうど1年経過したのでカットしてみました。1年前の写真です

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赤身のハモンイベリコベジョータは「鮭とば」のように堅くしまっていますが、味わいは凝縮していてかめば噛む程に良い味が出てくる感じです。こうなるとシングルモルトのウイスキーなども非常にあってしまうんだろうな〜と思います。写真はちょっと思いつきで赤身の生ハムの上に同じハモンイベリコ・ベジョータから切り出した脂の生ハムをのせてみました。常温で当然とろける脂は赤身の生ハムの上でとろけて赤身と一体感になろうとしています。脂はむしろ自宅で1年経過してあくがぬけるというか、脂というより生ハム化しているというのでしょうか、よけいな脂が抜けてより自然体になっているようで、赤身の生ハムと合わせることで一体感がでているようです。 口に一緒に入れたときには赤身のちょっとした歯ごたえと脂(ラルド)の部分のジュっとした食感が新鮮で、味は落ち着いていていつまでも口に入れていたく飲み込みたくない味わいがあります。

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以上のようなことから、特に飲食店の方々に提案なのですが、、、、生ハムを切っている最中、又は切り終わった際に写真のような脂があると思いますが、その部分を例えばスライスして真空などをして冷蔵庫で(冷蔵で1年は多分まったく大丈夫です!)ストックしておきます。新しい生ハムのバビージャなど赤身の部分の生ハムのかっとしたものに、1枚目と2枚目の写真のように脂のスライス真空をほどいてのせていきます。かなり美味しい生ハムが出来上がると思います。馬刺しでも、こうね脂(たてがみの脂の刺身)と赤身を交互に盛りつけて、一緒に食べることがありますが、生ハムの赤身と熟成した脂の合体は、「最高の生ハムと手間と時間」がなければ成せ得ないものだと思います。是非、バルとかレストランの皆様、メニュー化をお願いします!

自宅で1年間経過したハモンイベリコベジョータ
これが自宅で1年間経過したハモンイベリコベジョータです。1年間がんばった勇姿とみるかどうかは別として1年間好き勝手にカットされてほとんど骨だけになり、もうそろそろ引退という姿です。

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赤身の部分もごらんのように堅くなっています。

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切り進むにつれて色が出てきますが堅いです!実際には飲食店でこの状態になることはないでしょう。なんといっても1年、室温に置いておいた結果がこれですから。

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でもモリブデン鋼のアルコスの生ハムナイフは良く切れます。

ハモンイベリコベジョータ
で、これがカットした赤身のハモンイベリコベジョータです。

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次に脂の生ハムを切り出しますが、写真右のスネの脂を使うことにしました。

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黄色い脂は酸化してますので使いません。中からいい色の脂がでてきますのでこれを使います。

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カットします。薄めにカットしたいところです。この脂は今回つかった赤身の生ハムの上にのせたり、肉をソテーする際にのせたり、白身の魚と一緒にソテー、エビ、スープに浮かす、肉団子に練り込むなど思いつく限りかなりいろいろと使えて捨てるのなんてもったいない!!とほんと思います。上記のことをしたたけで、車エビのハモンイベリコベジョータの脂包み焼き、、、とかメニューにもかけてしかも美味しいのですから。

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で、のせていきます。ある意味大変貴重です。カットしてから1年経たないとできないのですから。。。又一つ、提案です。1ヶ月や2ヶ月程でカットされた生ハムを吊下げておいて、脂が程良く熟成した段階でいろいろと製品化(メニュー化)をしていったら生ハムをカットし続ける限りどんどんこの貴重な脂が出来続けると思います。

ハモンイベリコベジョータにラルド
上記のように「裏メニュー」として いかがでしょう♪

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カテゴリー: ■ハモンイベリコ生ハムをカット熟成中, ■ブルゴスの生ハムメーカー・カサルバ   タグ: , , , , , , , , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク