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ボデガ出張記

2015年9月1日より、ボデガ訪問を中心にスペイン出張に行かせていただきました。

まずはボデガ・コンタドールに行きました。現地で、関西の第一線で御活躍中の有名ワインスクールで教鞭もとられているソムリエさんと合流し、一緒の訪問でした。畑を案内してもらいましたが、ボデガ・コンタドールの畑は、葉の色、ブドウの色艶、実り方など、周囲の他の畑と比べとてもきれいでした。畑やボデガでの手間ひまかけたこだわりを説明してもらったところ、ソムリエさんが「ベンハミンはロマネコンティよりも凄いことをしている。」と言われていました。ベンハミンにそれを伝えたところ、「わかってくれるか」と大喜びしていました。

また、樽熟成中のコンタドール 2014、同じく樽熟成中の2014ヴィンテージの新たな赤ワイン2種を試飲させてもらいました。まだ熟成途中のために粗さは感じるものの、今の時点でそれぞれ美味しく、いきいきとした果実の良さ、非常に高いポテンシャルを感じられ、再来年に期待たっぷりのワインだと思います。

ルエダのボデガス・ホセ・パリエンテでは、今年は例年よりも暑かったために収穫が早まっており、ベルデホの収穫を見ることができました。醸造工程で酸化をさせないための拘りには、ソムリエさんも「良くそこまでやるな」と感心されていました。デグスタシオンでお料理と一緒にワインを試させてもらったのですが、野菜、魚介はもちろんのこと、料理の仕方によっては、お肉とも楽しめること感じました。ソムリエさんも「いろいろと楽しめるきれいなワインだ」と良い評価をいただきました。

マドリッドでは高級グルメショップ、Mantequeria Bravoに再訪してきました。前回よりもベンハミンのワインの種類が多く殆どのワインが並んでいました。コンタドール以下の上級赤ワインは 2008、2009ヴィンテージが並んでいました。通常スペインでは入ったワインを随時販売するところがほとんどなので、「なぜか数年前のヴィンテージを販売しているのか?」訊くと「ベンハミンのワインは若くても美味しいけれど、熟成感が出た方が好きだし、上級キュベはその美味しさを知って欲しいから数年おいてから販売しているんだ。」と店主のダニエル。しかしケ・ボニート・カカレアバとプレディカドールは赤白ともに、若いヴィンテージも含め全て売り切れているとのことでした。

またマドリッドでは、ベンハミンワインのマドリッドのディストリビューターである、アルベルト(実はスペインのガストロノミー界の著名なジャーナリスト)の好意で、プレディカドール・ティント 2013と長期熟成牛肉や仔豚を合わせて食べることが出来ました。料理もワインも美味しかったのですが、欲を言うと現在日本で販売している 2009ヴィンテージであったならと。 2009ヴィンテージは熟成感がより出ていて、味わいもより円くなっているので、より肉の味わいと調和がとれるためです。これはソムリエさんも同意見でした。今回学んできたことを、皆様のお役に立てますよう活かしていきたいと思っております。

 
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