Category Archives: ブドウ畑について

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2014年のリオハのベンディミア・・・スペインワイン、ボデガ・コンタドールについて

2014年のリオハ地域は、気候にかなり恵まれ、ブドウが良い状態で生育しました。 そのため、統制委員会は、8月30日からの収穫を許可しました。収穫許可となって以降も天候には恵まれ、というよりも恵まれすぎてなかなか気温が下がらず、暑すぎるきらいはありましたが、全般的に収穫は順調に進んでいました。 ですが、10月に入ると断続的に激しい雷雨があり、収穫期後半3分 の1は多くのボデガにとって、非常に厳しいものとなりました。ボトリティス菌が繁殖し果実が腐ってしまったり、水分を含みすぎて果実がブヨブヨになってし まったりと。特に気候に恵まれていて、果実が例年以上に実り、房同士がくっついている畑では、ボトリティス菌の被害は大きくなりました。これは、新聞の1面や、ニュース番組の冒頭で取り上げられる程でした。 そんなこともありつつ、2014年のD.O.Ca.リオハのベンディミアは10月21日に終了となり、統制委員会は、今年は質・量ともに素晴らしいとコメントしています。が、これは出来上がったワインを飲まないとわからないと思いますし、個人的にはボデガでだいぶ差が出るのではないかとも思っています。 Bodega Contadorも 全く影響を受けていないといえば、嘘にはなりますが、その影響は近隣のボデガと比べれば、はるかに低いものです。というのは、ビオディナミ農法にて、生態 系のバランスがよく整った畑では、病原菌が発生しにくいうえに、そこで育っているブドウたちは、病原菌に対し強く育っているからです。また、元々果実が多 く実り過ぎないようにしっかりとした剪定、グリーンハーベスト(緑色の房の原型が実り始めた時点での間引き)を行っているうえに、プレベンディミアを行っているため、房同士がしっかりと離れています。 10月14日の仕事終了後に各醗酵樽からその時点での中身を、ボトル1本ずつ取り出し、テイスティングしました。通常は最終日に行うそうなのですが、翌15日の最終日は、テレビ局の取材が入ったり、早い時間にボデガを出なければならないスタッフがいたりしたので前日に行いました。 こ のテイスティングは、個人的には、かなり興味深い貴重な経験でした。対象が、未だ単なるジュース、まさに醗酵真っ盛り、もうほぼ終わり、完全に終えたもの などですから。出来上がったワイン自体を表現することもかなり難しいですが、それ以上に表現が難しいテイスティングでした。コンタドールの醗酵樽のひとつ のアルコール発酵が終わったばかりのワイン、もう十分においしく、バルでグラスワインとして出されても、違和感なくおいしく飲める状態でした。               (Yoshy)

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スペインワイン『カタルーニャ・ベンディミアレポート2014』

私は9月15日から29日までの2週間、カタルーニャのVins del Massísへ研修に行ってきました。こちらはBodega Contadorとは異なり小規模、少人数の ボデガなので、収穫から全て醸造責任者であるイバンがその場で指揮を執り、私も彼について行く形で、多くの仕事をしました。   まず、収穫は私とイバンを含め5人で行います。最初にマシス用のぶどうから始めましたが、9月中旬でしたので、昼間の厳しい日差しの中での収穫は大変でした。その後マシソ用のチャレロの収穫に移るのですが、選りすぐったブドウを徹底的に熟させてからの収穫になるので、度々畑に足を運び、サンプルを採取し、ボデガでモストを絞り、糖度を見たり、reflectometroという器具で直接実から糖度を見るという方法で、収穫の時期を決めます。そうして時期を図り、9月下旬に収穫するチャレロは、 美しい黄金色に輝き、一粒食べてみると凝縮した甘味が口の中に広がる、素晴らしいぶどうになっていました。 ボデガ内では、全てのステンレスタンク内の温度、糖度の確認を任せてもらいました。日々数値が少しずつ変化し、その過程を五感で感じ、モストが発酵してワインになっていく行程を見ることができる貴重な体験でした。 その行程を見ていると、タンク一つ一つに愛着を持ち、ボデガを離れる時には寂しさをも感じました。 その他に、古樽の掃除や除梗機と圧搾機の手入れをすることによって、ワイン造りの細かなところまで見ることができました。特に古樽の掃除では、今まで新樽が良いとばかり思っていた考えが変わり、古樽を使うことの手間暇がいかに大変なことかと思いました。 今回の経験を通して、ワイン造りはもちろん、そのワインの特徴や背景を伝える難しさを知りました。 (くにゃ~お)

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スペインワイン「D.O.カタルーニャ・ベンディミアレポート」

私は9月15日から29日までの2週間、カタルーニャのVins del Massís(ビンス・デル・マシス)へ研修に行ってきました。こちらはBodega Contadorとは異なり小規模、少人数の ボデガなので、収穫から全て醸造責任者であるイバンがその場で指揮を執り、私も彼について行く形で、多くの仕事をしました。 まず、収穫は私とイバンを含め5人で行います。最初にマシス用のぶどうから始めましたが、9月中旬でしたので、昼間の厳しい日差しの中での収穫は大変でした。その後マシソ用のチャレロの収穫に移るのですが、選りすぐったブドウを徹底的に熟させてからの収穫になるので、度々畑に足を運び、サンプルを採取し、ボデガでモストを絞り、糖度を見たり、reflectometroという器具で直接実から糖度を見るという方法で、収穫の時期を決めます。そうして時期を図り、9月下旬に収穫するチャレロは、 美しい黄金色に輝き、一粒食べてみると凝縮した甘味が口の中に広がる、素晴らしいぶどうになっていました。 ボデガ内では、全てのステンレスタンク内の温度、糖度の確認を任せてもらいました。日々数値が少しずつ変化し、その過程を五感で感じ、モストが発酵してワインになっていく行程を見ることができる貴重な体験でした。 その行程を見ていると、タンク一つ一つに愛着を持ち、ボデガを離れる時には寂しさをも感じました。 その他に、古樽の掃除や除梗機と圧搾機の手入れをすることによって、ワイン造りの細かなところまで見ることができました。特に古樽の掃除では、今まで新樽が良いとばかり思っていた考えが変わり、古樽を使うことの手間暇がいかに大変なことかと思いました。 今回の経験を通して、ワイン造りはもちろん、そのワインの特徴や背景を伝える難しさを知りました。(くにゃ~お)

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エブロ川を挟んでサンビセンテ城を望む見事なテロワールのブドウ畑はラ・ビーニャ・アンドレス・ロメオ用(スペインワイン)の畑

ベンハミン・ロメオのお父さんのアンドレス・ロメオの畑のワンショット。 初春に芽が出てきて、なんとその中には、もうすでにブドウの実が出来ているんですね! ベンハミン・ロメオがリオハの名門アルタディの醸造家から独立のきっかけになったサンビセンテ城を望む、このぶどう畑は、ベンハミンの父、アンドレス・ロメオがブドウの苗を植え込んで手塩にかけた畑、ご存じ銘酒のラ・ビーニャ・アンドレス・ロメオ用のブドウが収穫される畑です。 芽吹きの時期に、見事に手入れをされたブドウ畑は、エブロ川まで続きます。 見事なテロワールの恩恵がブドウの一粒一粒に伝わるよう、ふかふかにして微生物の活性化をはかります。 もちろんビオデナミ(有機栽培)の畑です。

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2012年のベンディミアは?最高のワインを作るために出来ること

リオハでも最高のテンプラニーリョのブドウを算出する、サンビセンテ村周辺のブドウ畑で2012年のベンディミア(収穫)を前に、ブドウの糖度を測る、ベンハミンロメオ。 「今年は数十年ぶりの干ばつで大変厳しい年だっただけに畑の違いが出るよ。ベンディミア前のプレベンディミアは大変重要」 と、ベンディミア(ブドウの収穫)前に、ブドウを選別して残したブドウにより凝縮感をだすことを2回行うほどの徹底ぶり。写真はサンビセンテ城を望む、父アンドレスの畑で、ラ・ビーニャ・アンドレス・ロメオのワイン用のブドウのの収穫を毎日念入りにチェック!。 それにしても畑の手入れは行き届いており、ブドウの葉っぱもフサフサしていました。グルたむ談。  

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早い時期からブドウの息吹が感じられる、リオハはアンドレスの見事な葡萄畑

初春に芽が出てきて、なんとその中には、もうすでにブドウの実が出来ているんですね。この畑から出来るワインはベンハミン・ロメオの唯一の単一畑のワインとして、コンタドールの次にずっと君臨し続けるワインでもあります。    ラ・ビーニャ・アンドレス・ロメオ用のブドウが収穫される畑です。ベンハミン・ロメオがリオハの名門アルタディの醸造家から独立のきっかけになったサンビセンテ城を望むこのブドウ畑は、ベンハミンの父、アンドレス・ロメオがブドウの苗を植え込んで手塩にかけた畑です。  芽吹きの時期に、見事に手入れをされたブドウ畑は、エブロ川まで続きます。   この畑の対岸はリオハでも最高のブドウがとれる村サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラにあるサン・ビセンテ城が見えますが、その地下のボデガには今でもカルメン(グランレセルバ・ワイン)が樽熟されます。それにしても何時行ってもベンハミンの畑はきれいです。見事なテロワールの恩恵がブドウの一粒一粒に伝わるよう、土は常にふかふかにしていて微生物の活性化をはかります。もちろんビオデナミ(有機栽培)のブドウ畑です。