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だるま正宗さんの10年古酒とハモンイベリコベジョータとのマリアージュを体験

先日Facebookでふと思い出すようなイベントの誘いがありました。そして数ヶ月前に取り寄せてサイドボードにしまっておいた古酒を思い出したんです。
それが古酒の蔵元 達磨正宗(写真)のセットです。10月の東京のスペインワイン&フード商談会で持参して生ハムと一緒にマリアージュを試そうとしてましたが、いてもたってもいられず、開封してテイスティングと相成りました。
ちょうど、ハモンイベリコベジョータと、ハモンセラーノ、ハモンセラーノ・アウマードの切り落としがあったので、これと合わせてみたんです。

思えば数年前、渋谷で古酒の試飲会に生ハムで出展させて頂いたとき、あっという間にハモンイベリコベジョータ1本が無くなったのでした。
最初から最後まで長蛇の列といいますか、黒山の人だかりで何が何やらわからぬままに終わったのを覚えています。
お客さんはどこからともなく皿と箸を持ってきていて(笑)切っているそばから、 箸で皿に大量にガバッと入れて行くんです。一人で何人前もです。。。生ハムは1枚ずつ香りをかぎながら味の深みを感じつつゆっくりと味わうのが良いのではないでしょうか。

話は横道にそれてしまいましたが、、、本題です。

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ざっとこのように生ハムを盛りつけてみました。反時計回りに、画面中央上がカサルバのハモンセラーノ。
そして画面左の赤身の多い物が(たまたま部位的にですが)カサルバのハモンセラーノ・アウマード、スモークをかけた生ハムです。
そして画面下が、トレベレス産ハモンイベリコベジョータです。

古酒の方は右から3年もの、5年物、そして10年物です。
熟成年数が多くなるほど色も、綺麗な琥珀色に変わっていきます。

食い気に走ってしっかりとグラスの中の古酒を撮れてなかったのが残念ですが、ちょうどシェリー酒のように熟成が進むにつれて色が変わっていきますね。
10年物はオロロッソに近い色合いでなんかワクワクしてしまいます。

さて、ハモンセラーノ30ヶ月熟成から合わせてみます。
3年物、5年物、10年物では、3年物が比較的合うようです。10年物では、ハモンセラーノがさすがに負けてしまいます。
恐らくカサルバのハモンセラーノでこれですから通常のハモンセラーノでは全て負けてしまうかも知れません。

次にハモンセラーノ・アウマード(スモーク)です。
うっすらと上品なスモークの香りと熟成酒の香りが合うのでは?と予想どおりです♪
3年物も合いますが、5年物と程よくマッチ。スモークの香りと古酒の香り、そして熟成した双方の味わいがいい感じでハモってます♪

最後にトレベレス産ハモンイベリコベジョータです。
3年物も合わなくはありませんが、古酒そのものがもっているバランスとしては5年物から熟成感とコクと甘みのバランスがいいような感じがします。5年物はベジョータの脂を程よく流してくれます。非常に上品な紹興酒という感じです。
10年物は、ベストマッチですね。赤身の生ハムの旨味と古酒の深い旨味、そして脂分の甘みと古酒のまろやかな甘みが複雑な旨味に変わっていくようです。

ざっと駆け足でマリアージュを試しましたが、スペインでもシェリー酒系統とはハモンイベリコベジョータが良く合うと言われますが
達磨正宗さんの古酒で試した限りでは、なかなかこちらも同等かそれ以上に合う感じでした。
 

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最後に残った生ハムをそれぞれ1枚ずつ、アツアツのトーストにバターとマスタードを塗って挟んで食べたところ、これが又美味しかったです。
そういえば、ノンフィクション作家の野地 秩嘉(つねよし)先生のイベリコ豚のハムの本が来年4月に出版されますが、銀座のマルディグラさんでハムの試食会を行ったときの2種類のイベリコ豚のハムのトーストサンドは最高の美味しさだったと知り合いが言っていました。たまたま僕はこの試食会だけ行けなくて、非常に残念な思いをしましたが、来月かさ来月に行う予定ですので、これはこれでコメントしたいと思います。

とにかく今回の古酒と生ハムの試食でわかったことは、双方はかなり合う!と言うことです。
達磨正宗さんの5年物、10年物の古酒を生ハムのお供にしてはいかがでしょうか♪

 

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