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ワインオープナーやソムリエナイフの使い方と選び方

ワインオープナーやソムリエナイフの使い方と選び方を考えてみました。楽しいワインライフのご参考にどうぞ♪


ワインの栓を抜く道具として、ワインオープナーがあります。 ワインオープナーには、ワインを購入したときに、おまけでついてくるような単純なものから、プロのソムリエが使用するソムリエナイフと呼ばれるものまで、さまざまなタイプのものがあります。

一般に使われることの多い、T字型のワインオープナーは、らせん状に巻いた鋼鉄製のスクリューをコルクに差し込んで開けることから、「コルクスクリュー」と呼ばれています。 コルクスクリューは安価ですが、力を使って栓を抜くという単純なタイプなので、抜くときに音が出てしまったり、ボトルが揺れてこぼれてしまったりという失敗も多いです。 栓を抜くときの格好もあまりいいとは言えず、スクリューがまっすぐに入らず斜めに刺さってしまい、引き上げる途中でコルクが割れてしまうということもあります。

コルクスクリューの他には、ウイング式、パワー式、スクリュープル、プロング式、ギア式、エアー式、電動式、レバー式などが家庭用のワインオープナーとしてよく使われています。

中でも初心者におすすめなのは、スクリュープルと呼ばれるワインオープナーです。 上部のハンドルを回していくだけで、コルクに入ったスクリューが栓を押し上げていき、軽い力で自然にコルクが抜けます。 このアイデアは石油発掘用ボーリング機がヒントになっているそうです。 スクリュープルは指一本で抜栓できる優れものですが、価格が多少高いことと、コルクのくずがボトル内に少し落ちてしまうことが難点です。

現在では、家庭用のワインオープナーの他に、プロが使うソムリエナイフを使う人も増えてきたようです。 テコの原理を利用して栓を抜くもので、コルクを引き上げる力加減や角度などが調節できるため、コルクの状態を確認しながら抜栓することができます。 慣れないと上手く扱うのは少し難しいですが、プロのように手際よく抜栓することができれば、場の雰囲気も壊さず、ワインの味わいもまた格別になるに違いありません。価格も安いものでは1000円前後から数万円までありますので、こちらも1本ご購入することをおすすめします。

ソムリエナイフは,フランスではティルブション、英国ではウェイターズナイフと呼ばれますが、ソムリエナイフを購入時の注意点は、まず作りがしっかりしていることです。てこの原理を使いますが、スクリューやフック付け根には強い力がかかりますのでなるべく堅牢なものを選びます。

またソムリエナイフを使うからにはスマートに使いたいと誰でも願うことですが、キャップシールをカットする切り口もスマートに形良くカットしたいですが、その為にもソムリエナイフについている小さなナイフ・ブレードの切れ味や形状などにもこだわりたいです。切れなくなった場合にはメーカーで研ぎをしてくれるところもあるので、要チェックです。

またワインの瓶にかけてテコの原理であけるフックは、しっかりした安定感が必要です。シングルフックは特に安定感が必要で、初心者の方はダブルフックの方が使いやすいでしょう。 ダブルフックはスクリューをコルクに差し込み、最初に瓶にかけるフック2段になっているものです。 角度が垂直になりやすく、初心者の方は、コルクに余計な負担が少なく抜けるものです。

いずれのワインオープナーやソムリエナイフにしても、頻繁に買い替えるようなものではないので、少し高くても、使いやすく丈夫なもので、アフターサービスがあるものを選んだほうが良いでしょう。

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