値段も安く、小さな丸鶏なので手軽に、丁寧な調理ができていつもとても重宝します。
今回は古代米に麦をあわせた栗のリゾットを詰め、スライスしたポテトと一緒にオーブンで焼きました。グースファットと５００万年前の塩が味の決め手になりました。焼きあがるまでの香りも待ち遠しく、ワクワクさせてもらいました。分量は２羽分です。
＜リゾット＞　剥き栗（天津甘栗でも可）あればフランス産の甘みの強いもの　１０個程度
古代米（今回は赤黒混合）大匙5　麦大匙5…白米を使うとべたついてしまうので麦使用です。
たまねぎみじん切り、セロリみじん切り、各大匙4
バター、塩、コショウ、ワイン、ハーブ等

フライパンに焦がしバターを作る。（焦がさないとバターのくどさが残りがちなので）こんがりと泡だったらたまねぎとセロリを入れてじっくり炒める。半透明になったら米と麦を入れ更にじっくり炒め、栗をざっと混ぜたらワイン一回りを振り入れ、水分を飛ばし、水をひたひたより多めに入れ、弱火で４０分ほど煮込む。時々水分を足して、大体柔らかくなったらOK。

肉はフォークでさして穴を開けて全体に（おなかの中にも）塩コショウをしておきます。
出来上がったリゾットをおなかに詰めて楊枝でとめます。
ジャガイモ3個分をスライサーでスライスし、水にさらしてから水気を切って耐熱皿に広げる。今回は赤ジャガイモとメークインの二種類を使って色の違いも楽しみました。全体に塩コショウと好みのハーブをふりかけ（オレガノ・バジル・タイムなどがお勧め）、真ん中に肉を乗せてさらに塩コショウ、グースファットを適量ちぎって載せ、オリーブオイルも肉の上からさらっと掛けてなじませる。
１９０度のオーブンに入れて３０分、途中様子を見るついでにシメジなども一緒に焼きました。
こんがりしたら出来上がり。
パリパリポテトと栗のリゾットの柔らかい食感、両方に染み込む軍鶏のうまみ・・・グースファットのおかげもあって小さいながらも凝縮した一皿になりました。
麦の代わりにマカロニや豆類等でも良いと思います。リゾットの味付けもカレー粉を入れたりクリームで煮込んでも良いと思いました。
ちょっと時間をかけるだけでここまでできるなんて本当に感激！おいしいお肉をありがとうございました。