グルメミートさんでは色々な食材にお目にかかることができましたが、一番最初に買ったのが、このゲームヘン。私とグルメミートさんの出会いを取り持ってくれた大切なお肉です。

そのゲームヘンも在庫きりだそうで。普通の丸鶏よりもずっと使いやすく、しかもお安いこの鶏さんがなくなってしまうのは、何とも寂しい限りです。何とか再販の方向を探っていただければとってもありがたいのですが…。

さて、そんな残り少ないゲームヘンは、やっぱりローストがお気に入りです。どんな味付けがいい？と娘に聞くとレモン味とのこと。でも私は、わが家定番のバター＆ハチミツのが食べたい…。冷蔵庫を覗くと先日いただいたシークワーサーがあります。うん、そうだ！焼きかたはバター＆ハチミツにして、ソースをさっぱりとシークワーサーにすれば、双方の嗜好を満たせましょう。

【材料】
ゲームヘン　１羽
（わが家では２人で１羽が適量です。あちらでは１人１羽のようですがね）
塩、コショウ　適量
タマネギ　1/4個
ニンニク　２かけ
じゃがいも　３個
オリーブオイル　適量
ローズマリー　１枝

バター　大さじ２ほど
ハチミツ　バターと同量

シークワーサー　３個
白ワイン　50ｃｃほど
ブイヨン　100ｃｃ
バター　大さじ１
塩、コショウ　適量

【作りかた】
１　ゲームヘンは半日前から塩、コショウを多めにすりこみ、つぶしたニンニクと薄切りのタマネギをお腹に詰め、残りは周りにすりつけてマリネしておく。
２　１のゲームヘンをマリネした野菜と共に220度のオーブンで焼く。10分ほど経過して表面が乾き気味になってきたら、溶かしバターとハチミツを合わせたものをぬりつける。20分ほど経ったら、皮つきのまま輪切りにしたじゃがいもを、ローズマリー、塩、オリーブオイルで和えた
ものを周りに置いて焼き続ける。途中何度か塗り付けながら、合計で50分ほど焼く。焼けたら一旦オーブンを開けていささか温度を落としたあと、そのままオーブンの中で20分ほど休ませる。
３　シークワーサーのソースをつくる。白ワインを小鍋で半量程度になるまで煮詰めたところにブイヨンを加えさらに煮詰め、シークワーサーの果汁を加える。香りが飛ばないよう弱火で軽く温め、塩、コショウで味を整えたら、最後にバターを加えてしっかりと混ぜる。

つけあわせはじゃがいもの他に、人参、タマネギのみじん切りを加え、ブイヨンで炊いたピラフを添えました。

甘くこってりとした風味、柔らかい肉質のヘンに、さっぱりと甘酸っぱいシークワーサーのソース。レモンよりも酸味が柔らかいため、この味付けにはとてもよく合いました。ヘンからにじみ出した肉汁と、このソースをピラフに混ぜて食べるとこれがまた絶品！ペロペロっと食べちゃいました。あー大満足です。

追伸：別の会社のゲームヘンが新入荷されたようですね。あー良かった！