夕食時、鶏の焼ける香ばし~い香りに誘われて台所に集まってきた家族達。いい色に焼けているゲームヘンの丸焼きに「おぉ~!美味しそう!」と歓声が。でも私が 「中にレバー入れちゃったよ!」 というと 「・・・・・・・・」 そうです。うちの家族は レバーは食べれないわけではないけど できれば避けたい。そんな人達ばかりなんです。 そこをあえて入れちゃいました~私が食べたいから(笑) 作る人の特権です。でも食べやすいよう、ちゃんと工夫を凝らしましたよ。
1.ワインで煮て臭みを消す 2.レーズンを混ぜる この2つでずっと食べやすくなるんです。
そして3.美味しい鶏肉(ゲームヘン)を使う。美味しいものでごまかしちゃおうという作戦です。
<作り方> 2羽分
①解凍したゲームヘンにしっかりと塩、こしょうをすりこみ冷蔵庫で1日寝かせておく。
②鶏レバー200gは適当な大きさに切り小鍋に入れ ひたひたの赤ワインと白ワインビネガー少々を加えて煮立たせる。
③別の鍋ににんにく1かけのみじん切りと油を入れ炒める。香りが出たら玉ねぎ1/2個のみじん切りも入れ炒める。しんなりしたら②を加えさらに炒める。白ワインと白ワインビネガーをふりかけ、アルコールがとんだらブイヨンを50ccほど入れて、水分がほぼなくなるまで煮る。冷めたらレーズン適量とパン粉を一つかみ入れて混ぜ合わせる。
④室温に戻したゲームヘンに③を詰める。
⑤200度のオーブンで40分ほど焼く。扉をあけ温度を下げたオーブンの中で10分ほど休ませる。
家族の反応はというと・・・「あれ~レバー食べやすい!」 と、しばらくはレバーの話題ばかりだったのですが、ふと、「この鶏、すごくおいしいんじゃないの?味が濃いね」 そこからはゲームヘンが主役です(あたりまえですが。) お肉はジューシーでやわらか。骨離れが良く、食べやすいところもいいですね。それにしても華奢な骨!食べ終わったお皿がみょ~にきれいでした。 いつのまにかレバーも完食。ゲームヘン作戦 大成功です!