手軽に丸鶏を!と思って購入したゲームヘン。
フランス産のひな鶏は調理経験があるので何度か食した経験があるのですが、アメリカ産は初めて。
価格もフランス産より安価だし、使いやすい食品と思って購入しました。
さて、どんな調理をするか。
やっぱり、まずはお肉の味を堪能できるローストチキンにしました。
定番だけど、一番、お肉の味を堪能できるしね。
Ⅰ鶏肉の下処理をする
①鶏肉を1枚に開いて半分に切る。
※手羽の関節までの1本分、および、モモの関節までの1本分の骨も取り除く。
②内側に塩麹を塗り、1晩、冷蔵庫で保存する。
Ⅱソースの下準備をする
①リンゴの皮を剥いて十字に4等分にカットする。
②2cm弱の幅でリンゴを切り、塩水に浸ける。
③リンゴの水気を切ってボールに入れ、塩麹を加えて全体的に混ぜ、1晩、冷蔵庫で寝かす。
④1番経った後、リンゴから水が出ているので、出ている水を捨てる。
⑤鍋に、リンゴ、浸かる程度のフォン・ド・ヴォライユを加えて強火にかけ、沸騰すれば火を落とし、灰汁を取り除きながら5~6分ほど、リンゴが柔らかくなるまで煮込む。
※あれば、カルバドス酒を加える。
⑥リンゴが柔らかくなれば、ミキサーにかけてソースの下準備を終える。
Ⅲ仕上げる
①鶏肉についている塩麹を拭き取り、こしょうをふる。
②温めたフライパンにオリーブ油、鶏肉を皮面から入れ、中火で皮面を焼いていく。
※香ばしく、しっかりと焼く。
③鶏肉の皮面が焼ければ、ひっくり返して身の面を軽く焼く。
※塩麹を塗った面は焦げやすいので、焦がさないように手早く焼く。
④200℃のオーブンで3~5分ほど焼いて鶏肉に火を通し、火が通った後は温かい場所で保温する。
⑤下準備したソースを鍋に入れて温め、塩、こしょうで調味し、仕上げにバニラエッセンス、バージン・オリーブ油を加えて混ぜ、ソースを仕上げる。
⑥お皿に鶏肉を盛り付けてソースを流し、仕上げる。
ひな鶏のロースト 塩麹でマリネしたリンゴのソース
ウチは子供が食べやすいように骨を除いて調理しましたが、普通のローストチキンをするように、丸鶏の状態でロース糸で縛って調理する方法でも良いと思います。
お肉の味の個人的な感想としては、フランス産の鶏に劣るものの、十分な美味しさが味わえると感じました。
今回は、冬の定番のリンゴというフルーツを合わせてみました。
あっさりとした感じたけど、少しお肉の力強さを感じれる鶏肉に、バニラの香りが漂うリンゴがマッチしました。
本当は紅玉や国光といった果肉が固く酸味の強いリンゴが良いと思うのですが、今回は手に入らなかったので、ジョナゴールドを使いました。
まぁ、使うリンゴは好みで良いと思います。
モモの骨をもって鶏肉にかぶりつく子供は、幸せそうな表情をしていました。
小さくてもしっかりとしたお味というゲームヘンは、我が家の食卓の定番アイテムになりそうです。