ウチの子のお気に入りの食材の一つに、リ・ド・ヴォーがあります。
ウチの子は、高級食材が好きらしい(笑)
親としては出来るだけ色々と食べさせてあげたいけど、経済的な部分もあるしね。
でも、たまには登場させてみました。
リ・ド・ヴォーを使った前菜です。
Ⅰリ・ド・ヴォーの下処理をする
①リ・ド・ヴォーを冷凍の状態で水に1晩、浸けて血抜きする。
※冬場は常温で、夏場は冷蔵庫で行うと良いと思います。
②鍋にリ・ド・ヴォー、浸かる程度の水を入れて強火にかけ、沸騰すれば、静かに沸く程度の火加減にして、3分ほど茹でる。
③リ・ド・ヴォーを氷水に浸けて急冷し、食べた時に口に残りそうな大きな被膜のみ取り除く。
※すべてを取り除くとバラバラになるので、口に残りそうな大きな被膜のみ取り除く。
④バットでリ・ド・ヴォーを挟み、重石をして冷蔵庫に1晩いれて水を抜く。
※重石の重量は500g程度と言われますが、適当に。
⑤水が抜ければ下処理は終了です。この状態で冷凍保存しておくと使い勝手が良いかと思います。
Ⅱソースの下準備をする
①赤ワイン100ml、ポートワイン100mlを強火にかけ、沸騰してアルコールが飛べば、弱火で50ml程度まで煮詰める。
②フォン・ド・ヴォー100mlを加え、中火で半量程度まで煮詰めてソースの準備を終える。
Ⅲ仕上げていく
①リ・ド・ヴォーの水分を拭き取り、適当な大きさにカットして、塩、こしょうをする。
②小麦粉、カレーパウダーを混ぜ、リ・ド・ヴォーにまぶして余計な粉を払い落とす。
③温めたフライパンに、オリーブ油、バターを入れ、中火~中火強ぐらいの火加減で、香ばしくリ・ド・ヴォーを焼いていく。
④リ・ド・ヴォーが焼ければ網の上に取り出し、表面の油分を拭き取る。
⑤アボカドはカットした後にレモン汁をかけておき、トマトは皮を湯むきしておく。
⑥お皿に、リ・ド・ヴォー、アボカド、トマトを盛り付ける。
⑦下準備したソース50ml、シェリーヴィネガー20mlを加えて強火にかけ、塩、こしょうで調味する。
⑧ソースを火から離し、バターを加えて溶かし込む。
⑨お皿にソースを流し、クレソンを飾って仕上げる。
リ・ド・ヴォーのムニエル カレー風味
温かいリ・ド・ヴォーのムニエルと冷たいアボカド、トマトを合わせた前菜。
ポートワインを加えて甘めにしたソースに、シェリーヴィネガーのほのかな酸味がマッチしたソース。
リ・ド・ヴォー自体には味があるわけではないので、どんな風に調味するかが大切だと思います。
今回はカレーの風味をつけ、甘酸っぱい感じのソースを使って仕上げてみました。
ふんわりとしたリ・ド・ヴォーとカレーの風味、甘酸っぱいソースはベストマッチ。
アボカドやトマトというフルーツ系とも良く合います。
トマトは、酸味が強くなく、甘味の強いトマトを使った方が良いかな。
リ・ド・ヴォー好きの子供にも好評な前菜でした。