きめが細かく、柔らかくてなめらかな口あたりがとても印象的なボビーヴィール。脂肪が少ないので冷めてもくどくならず、柔らかさも持続するのでゆっくりと食事を楽しみたい時におすすめなお肉です。

塊のまま、スモーク塩を振ってオーブンで焼きました。きれいに成形にされていて手間をかけずにおいしくいただけるのがありがたいです。

焼きあがった姿はなんだかかさっとして見えましたが、カットしてみると驚くほどみずみずしく、ナイフがすっと入っていく感覚でとても柔らかく焼きあげることができたと感じました。

ボビーヴィールにスモーク塩を振り、180度のオーブンで30分ほど焼き、温かい場所で休ませます。

バジルバター（柔らかくしたバターに刻んだバジルとおろしたニンニクを少し混ぜ合わせる）とバルサミコソースを添えて。バターのコクとバジルの爽やかさ、バルサミコソースの甘酸っぱさで変化を楽しみながら１人４本（大きめなブロックだったと思いますが）ぺろりと完食しました。

料理にはなるべく季節感を出したいので、キノコのソテー、里芋のソテー、栗のローストを付け合わせにして秋らしくしてみました。彩りは地味ですが、それもまた秋らしいカラーかな、と思います。