普通に買うとちょっぴりお高いモッツアレラチーズですが、この大容量パックなら惜しみなくたっぷりと使えるので、チーズをメインにしたディナーが作れてしまいます。

今回は、夏野菜のラザニアを作ってさっぱりおいしく頂きました。ベジタリアンメニューですが、チーズと野菜がたっぷりいただけるので栄養価も高いです。

夏野菜のラザニア

1. 茄子とズッキーニ各1本は縦に4㎜幅にスライスし、長さを半分にする。
2. 天板に並べ、オイルをスプレーし、軽く塩を振ったら5分ほどグリルする。
3. トマト1個は5㎜幅にスライスする。
4. チーズ400gは1㎝位にスライスし、片面にジェノベーゼソースをナイフで塗る。
5. オーブン皿に、茄子、トマト、チーズ、ズッキーニを重ねていく。
6. 150度で焦がさないように20分ほど焼いて全体に熱を通した後、温度を180度に上げて10分ほど加熱し、表面に焼き色を付ける。

ポイント：

• 茄子とズッキーニは火が通りにくいので、先に焼いて熱を通しておくと全体の仕上がりが均一になる。
• モッツアレラのフレッシュ感を生かすように、最後の加熱は控えめにする。

感想：

色とりどりの野菜のコントラストが鮮やかで食欲をそそります。

良い感じにとろりと熱が入ったチーズはもちもちとして食べごたえがありました。塩分が控えめなので、チーズのミルキーな香りがよくわかります。思い切って厚めにカットして使っているので、少しとろけて柔らかくなっても、野菜と野菜の間でしっかりと存在感を保っています。このフレッシュな食感や味わいは、やはり普通のチーズでは出せない、モッツアレラならではの仕上がりだと思います。

トマトの酸味や、オリーブオイルをまとった茄子とズッキーニの甘味など、各々の野菜の味がしっかりと感じられ、それをバジルの香りが包み込んでいます。野菜を単独でいただいても、チーズと一緒にカットして重ねて口に入れても、それぞれがまた別の味わいで、一口ごとに変化があります。

野菜からは結構水分が出るのですが、そのスープもまた、チーズの香りと野菜の旨味がしっかりと出ていてとてもおいしかったです。パンに浸してスープを吸わせれば、チーズフォンデュのような味わいです。

もちろん、仕上げの水分を減らしたければ、トマトをスライスした後で種を除き、さらに塩を振ってしばらく置くことである程度水を出しておけると思います。

フレッシュチーズなのに、冷凍してあることでいつでも新鮮な状態のものを頂けるうえ、商品の質を鑑みれば驚くほどのコスパの良さです。まだ1/3ぐらい残っているのですが、この勢いではすぐになくなりそうです。