パーティー大好きな我が家としては、口実さえあればなんでもきっかけにしてしまいます。そんなわけで11月の最終週末は必ずサンクスギビング。海の向こうのネイティヴアメリカンに感謝の気持ちがどれだけ伝わるかはさておき、七面鳥を堂々と焼けるとなればこのチャンスを逃さない手はない！ということでうちのオーブンレンジに入るぎりぎりのサイズという3.2キロのヤングターキーに挑戦です。
とにかくあっさりしてるのに旨みがあって、大人7人子供1人であっという間に平らげてしまいました。付け合せのグレイビーソースやクランベリーソースとの相性も抜群で、特にこのヤングターキーの場合、内臓と首の骨がついてくるのでグレイビーソースが一際美味しく感じます。
鶏だとパサつきがちな胸肉も非常にジューシーで、焼きたても美味しいんですが、ちょっと冷めて肉汁が落ち着いたときのジューシーさと来たら！

唯一大変なのは解凍で、氷水で解凍するのがベストと書いてあったのですが、こんなでかいのが入る入れ物がない！ということで実家から釣り用のクーラーボックスを借りてくる羽目に。解凍用の発泡スチロール箱とか売りませんか？＞グルメミートワールド様

今回のレシピです。

材料
・七面鳥：1羽（ここでは3.2キロのもの）
・塩・胡椒：適宜
・レモン：1個
・セロリ：1/2本
・エシャロット（なければ玉葱）：1個
・ニンニク：3片
・ニンジン：1/3本
・バター：大匙2
・パセリ：一掴み
・玉葱：2個
・鶏がらスープ：2カップ
・小麦粉：大匙2
・バター：大匙2
・マディラ酒：75ml
・ローリエ：2枚
・七面鳥の首と内臓（肉についてきます）

1)七面鳥を解凍し、約1%の濃度の塩水に3-4時間浸します。
2)表面の水気をふき取り、塩･胡椒を満遍なく摺り込みます。内部は念入りに。
3)腹腔内に適度な大きさに切ったレモン、セロリ、ニンジン、エシャロットを詰め、タコ糸等で入り口を縫い合わせます。
4)一方でみじん切りにしたパセリと室温に戻したバターを混ぜ合わせ、胸肉と皮の間に詰めます。
5)全体をアルミ箔で包みます。バットに薄切りにした玉葱を敷き詰め、その上に網を置き、鳥を乗せます。
6)180度に予熱したオーブンで2時間焼きます。アルミ箔を除き、温度を200度に上げてさらに1時間焼きます。焦げそうになったらアルミ箔を軽くかぶせます。15分おきにバットに落ちた肉汁を肉にかけます。
7)こんがり焦げ目がついて、太腿の付け根の温度が70度ぐらいになったら別のバットにとって20分休ませます。
8) この間にグレイビーソースを作ります。七面鳥についていた内臓を乱切りにしてバター大匙1(分量外)で炒めます。ここに七面鳥の首とローリエ2枚を加え、ひたひたの水（5カップほど）を加えストックをつくります。鳥が焼けたら、焼いていたバットにマディラ酒とこのスープを適量加え、そのまま直火にかけます。ある程度煮詰まったら漉し、固形物を除いてから塩・胡椒で調味、バターと練り合わせておいた小麦粉を少しずつ加え、適度にとろみがつくまで煮詰めます。
9)焼きあがった鳥にソースを添えて完成！