羊肉ミンチ(マトン挽肉300g)【本格料理には欠かせません!】

4.62 (13件のレシピ)

投稿者:S 東京都 りら様  [レシピ]
投稿日付:2011/02/20 23:59

香味野菜と香辛料を、たっぷり加えた挽肉を炒め、ナスとパプリカに詰めて焼きました。
炒めたマトンから出る脂を、ナスの果肉やごはんを加えて一滴残らず吸い込ませ、羊ならではの風味満喫のこのお料理。

「クセがない」というのは食べものに対する褒め言葉となっています。
が、“クセ”はおいしさのバリエーションのひとつ。
子供の頃は苦手だったセロリやピーマンや椎茸。大人になってもしばらくは敬遠していたフェンネルやウォッシュチーズ。
それらを今「おいしいもの」と思えるのは、“クセ”を個性として味わえるようになったから。

ラムやマトンは「クセがない」形でお料理をしたほうが、確かにお客様のときなどはいいのかもしれません。
が、独特の風味を最も強く持つ脂を、個性としてしっかり活かして味わうことも、羊肉を食す醍醐味です。
とはいえこちらのお店の羊肉は、どれも“クセ”というにはあまりに澄んだ柔らかな香味を備えたもので、どうお料理してもむっとするくどさはなく上品ですが。

詰めものはパラパラとした状態なので、ナイフとフォークを使い、ケースなっている野菜やソースとともに口に運びます。
キュッと絞ったレモンと、あまり煮込まずホールトマトの酸味を活かしたソースがよく合い、香りも脂も強いのに意外なほど爽やかな印象です。



  ◎作り方

【ケースを整える】
・パプリカを縦半分に切り、種と白いスジを取り除き、洗って水分を拭き取る。
・米ナス(普通のナスでも)を縦半分に切り、スプーンで中身をくりぬく。
・米ナスは水にさらしてからラップに包み、電子レンジで心もち火を通す(あとでオーブンで焼き終えたときに丁度よくなる感じで)。
・中身はザルに入れて流水をさっとかけてアクを洗い流し、キッチンペーパーなどでよく水気を取る。

【詰めものを作る】
・底の厚い鍋などにオリーブオイルを引き、たまねぎのみじん切りをしんなりするまで炒める。ニンニクのみじん切りを加えて香りが立つまで。
・マトンの挽肉を加え、ほぐすように炒める。だいたいほぐれたところで、好みの香辛料を入れ、お肉から脂が出るまで炒める。
 *今回使った香辛料は、ターメリック・クミン・オレガノ・ナツメグ。
・ナスの果肉を加えて火が通るまで。
・さらに香菜とチャイブ(小ねぎでOK)とパセリ(ミントだと更にそれっぽいです)のみじん切りを加えて混ぜる。
・ヒヨコ豆を刻んだものとごはんを加えてなじませ、塩コショウで調味。

【ソースを作る】
・オリーブオイルとバターを半量ずつ引いた小鍋で、タマネギのみじんぎりを少し色付くまで炒め、ニンニクを加えて更に炒める。
・ホールトマトを手で崩しながら加え、もったりとするまで煮詰める。

【オーブンで焼く】

・ナスとパプリカに挽肉を詰めて天板に並べ、アルミホイルをかけてオーブンへ。
・ケースになっている野菜に火が通るまで焼き、最後にアルミホイルをはずして少し焦がし、香ばしさをアップ。

【サーブ】
・焼き上がったものにレモンを絞りかけてお皿に並べ、トマトソースを添えて供す。



商品の評価:★★★★★
 いいねの数 195



このページをシェアする

このレシピが含まれるカテゴリー「焼く/ローストする」のレシピ 
このレシピが含まれるカテゴリー「オーブン」のレシピ 
このレシピが含まれるカテゴリー「挽き肉を使った料理」のレシピ 
このレシピが含まれるカテゴリー「グリル」のレシピ 
カテゴリー別一覧はこちら



●グルメソムリエについて

商品についての情報
ソーセージ&ベーコンの楽しみ方
ご紹介頂きました
三ツ星レストラン御用達生ハム
スペイン最高峰ハモンセラーノ
生ハム・サラミについて
金賞受賞チーズ
ベンハミン・ロメオのワイン
イベリコ豚のこだわり
高機能ハモネロ・アフィノックス
肉の日感謝デー(過去のプレゼント)