激ウマ羊肉肩ロース【食通向けの味わい深いマトン肉】5.00 (4件のレシピ) |
投稿者: 愛知県 パイコー様 投稿日付:2014/11/21 17:14 | ||
---|---|---|
食べるのを楽しみにしていたこのお肉、せっかくなので、シュハスコやケバブの様に塊を豪快に焼いて切りながら食べたいと思いました。 また、羊の香りを生かすように、ハーブやスパイスをちょっと工夫しました。 付け合わせはユリ根。こちらも、スパイスを使ってエキゾチックに仕上げます。
羊肉のグリル ユリ根添え
パセリをたっぷりと微塵に刻み、同じく微塵にしたニンニク2-3かけ、黒コショウ、塩、ハリッサ(大1位:好みで加減して)を混ぜ合わせたものを作る。
感想: 肉に差し込んだスパイシーなパセリの詰め物の鮮やかな緑色が、血の滴るような肉色と美しいコントラストをなしています。80度という低温でローストすることで、火は通っているものの見た目は生の様な仕上がりになりました。 肉は片面が良く焼かれて香ばしくまた歯ごたえがあり、内側はまったりと滑らかでとろけるような食感です。 途中で口にする付け合わせのユリ根も、清涼感のあるスパイスの香りをまとったほのかな甘みで、良いアクセントになります。 ビロードのように滑らかな肉の舌触りと、口内に拡がってから鼻腔に抜けていく、スパイスと鮮烈なパセリの香りが成熟した羊肉の匂いと混じった独特の香気を味わうと、脳裏に浮かぶのは、「官能的」という表現です。 香水が人肌で温められ、また体臭と混じり合うことで得も言われぬ馥郁とした香りを立ち昇らせるように、この羊肉の香りがあってこそ、その香りを更に生かすべく、昔の人々はざまざまなスパイスと合わせて調理したのだなと魂で実感できました。なんだか先ほどから大げさな表現が続いているようですが、私にとってはそれぐらい脳髄に来る体験となりました。五感、特に触角と嗅覚が刺激されると、非常に官能的な印象になるのだと改めて実感できます。 小娘(ラム肉)には出せない大人の魅力というものを堪能できた感じがしました。 「激ウマ」という表現は誇張ではありません。 パセリの詰め物 肉に詰めていく 出来上がり | ||
商品の評価:★★★★★ | ||
いいねの数 72 | ||