ステーキ5000円プレ対象★《大きめ・2枚で90g以上》鴨のフォアグラ(カット)フォアグラ・ド・カナール 【ハンガリー産】

4.70 (33件のレシピ)

投稿者:S 東京都 りら様  [レシピ]
投稿日付:2012/02/20 23:39

フライパンでこんがり焼いたプレジョーヌも、小さく添えたフォアグラ・ソテーももちろん美味。
けれどこの一皿の主役はソース。「これなに…?」と訝しむもったり濃度ですが、ピューレにしたフォアグラで作った、コクと甘みのあるソースです。

タマネギ、ニンジン、エシャロット、ニンニク等をバターで炒め、ブランデーを注いで煮詰め、フォンドヴォーを加えて煮詰める。というところまでは、野菜やお酒の種類は時によって変われども、よく作るソースと同じ。
これをフードプロセッサーに移して攪拌し、更に生のフォアグラを投入してピューレにしました。そしてお鍋に戻してフォアグラに火を通し、塩コショウで味を調えた濃厚ソース。
せっかくのフォアグラをフードプロセッサーにかけるのは、なかなかに勇気のいる行為です。が、思い切って贅沢な使い方をすれば、できあがりはいっそう贅沢な、心弾むお料理になるのだと思いました。

ソースを絡めて食すのは、弾力ある皮とふっくらした肉質で、鶏らしい味わいを持つプレジョーヌ。強いソースにぶつからず、けれど負けてしまうこともないフランス鶏です。
よりシャープな肉質と味わいのプレノワールやホロホロ鳥も、おそらく合うだろうと思います。

多めのソースを残さず食べるために、パンは必須のアイテム。
今回はフォアグラと相性のよいブリオッシュ(いわゆるブリオッシュの形のものではなく、円筒形のスライス)を添えました。
冷製のテリーヌやパテとは異なる、温かいピューレは口あたりいっそうまろやか。野菜の滋味が溶け込んで、フォアグラの香りと甘みが増します。
パーティなどで、人数分のフォアグラをソテーするのは手順の上でも費用の上でも難しいですが、このピューレを作ってパン用ディップとして供すのは、素敵なアイデアのように思いました。


  ◎作り方

【お肉の下準備=前日】
・解凍した鶏肉の、余分な脂を取り除く。ソースがこってりしているので、好みにもよるが丁寧に取り除いたほうがいい。
・皮目にフォークで穴をぷつぷつと開け(下味の浸透と焼き縮み防止のため)、塩コショウを振る。
・ローズマリー(枝状)を表裏に貼り付け、オリーブオイルを全体に多めに塗り、キッチンペーパーとラップで包んで冷蔵庫で一晩置く。

【ソースを作る】
・厚手の鍋にバターを溶かし、タマネギ・ニンジンを炒め、蓋をして蒸すようにして甘みを引き出す。しんなりとしたらエシャロットとニンニクを加え、香りが立つまで炒める。
・ブランデーを注いでよく煮詰め、フォンドヴォーを加えて軽く煮詰める(あまり煮詰め過ぎないほうがよい)。
・上記をさましてからフードプロセッサーに移し、野菜が細粒状になるまで攪拌する。
・フォアグラ(2人分で50g)を1.5センチ角くらいに切ってフードプロセッサーに加え、ペースト状になるまで攪拌し、鍋に戻しておく。

【お肉とフォアグラ、付け合わせを焼く】
・常温に戻し、ローズマリーを取り除いて水気を拭いた鶏肉を、香りのないオイル(グレープシードオイルを使用)を引いたフライパンで皮側からこんがりと焼く。
・フォアグラ(2人分で50g)は常温に戻し、塩コショウを軽く振って小麦粉をつけ、オイルを引いたフライパンでソテー。指で押して中が溶けたなと思うタイミングで引き上げる。
・フォアグラを焼いたフライパンで、固めに茹でておいたアスパラガスを焼き、塩コショウを振る。ブロッコリーやポテトなどもよく合うはず。

【仕上げ】
・焼いた鶏肉とフォアグラを皿に盛り、付け合わせを添える。
・ソースの鍋を火にかける。木べらで掻き混ぜながら、フォアグラの臭みがなくなり、けれど火を通し過ぎない程度に煮る。火の入れ加減は、お鍋の縁がフツフツしてきたら、味見をして判断するのが一番。
・塩コショウで味を調えたソースをお肉にかけ、パンとともに供す。


商品の評価:★★★★★
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