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カサルバのパンセタを使ったパンを出しているマルティン・ベラサテギの二つ星レストラン

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3月27日のバルセロナのアリメンタリアの展示会の後の食事は、久々のミシュラン二つ星!
サンセバスティアンのミシュランの三つ星レストランのオーナーシェフ、マルティン・ベラサテギがやっているバルセロナのミシュラン二つ星レストラン、LASARTEサラルテに行ってきました。ここはカサルバのパンセタを使ったパンを出していると言うことで興味津々。

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出てきた!。ブリオッシュタイプのふわふわパンの中に角切りのような存在感があるパンセタが入っている。

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分解してみるとほら、この通りゴロゴロと入ってる。食べてみるとパンセタの脂の甘い香りがしてきて、フワッとしたパンの中にパンセタの存在感がひとしお。これだけでワインがどんどんいけてしまうほど。ワインはやはりベンハミン・ロメオ!
ソムリエさんにベンハミンのワインは何がありますか?と訪ねると、、、
ベンハミン・ロメオのワインは実に良いですね。我が店では、トップキュベのコンタドールの他に、ラ・ビーニャ・アンドレス・ロメオ、ラ・クエバ・デル・コンタドール、プレディカドール、ケ・ボニート・カカレアバなどあります、、、、。」
さすが、ベンハミン。。。
更にしつこく、ビンテージを訪ね、あまり当たり年でない2006年のラ・クエバ・デル・コンタドールをオーダーしてみました。

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ということで、ベンハミン・ロメオのラクエバ・デル・コンタドール2006を頼みました。ちなみに抜栓は少しでもワインが開くようにコースの始めにして頂きました。
しっかりしたボディは6年ほど経って、なお複雑味を増していて、品の良い樽の香りの余韻が続きます。

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赤ワインに最高の相性のピジョン。コースは20時30分に始まり24時過ぎに終わりました。。。
お疲れ様でした。。。

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リオハはベンハミン・ロメオのベンディミアに間に合う!

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プレディカドール用の畑でベンディミアの写真を撮ってみました。チョソという風よけの昔からの休憩所の中から撮ったのがこれ。今年の4月に行ったときに同じ畑で、撮ったのがこれ。葡萄の葉っぱがたっぷり付いていて、青々としている。
しかしながら今年は夏前から一滴の雨も降ってない!!という。ある意味葡萄にとっても過酷すぎる年だったらしい。それでも彼の畑は他の畑より手入れが行き届いているので葡萄の状態はすこぶる良いとのこと。

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手前右がアンドレス・ロメオ(ベンハミンの父)、真ん中がベンハミンで左が彼の兄。
親子総出というか兄の息子もいたので3代に渡って総出でベンディミアをやっている。アンドレス・ロメオはベンハミンのワインの名前にもなっている、ビーニャ・デ・アンドレス・ロメオだ。80歳になるが、この後は葡萄の収穫をしていた。

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今年は例年になくベンディミア(葡萄の収穫)が早く、いつもは12日のスペインでは国民の祝日にもやっているそうな。この畑は日本から来るおまえのために残しておいたんだ、とは写真のベンハミン。後ろのチョソでコンタドールを持ってきて飲んだ今年の4月のときには葉っぱさえもなくつぼみの状態だったが、その時でさえ小さな葡萄がもう出来ていて、それがこの日の一瞬の為にあるんだ、だから僕は人の4倍も葡萄畑に行き、畑の声を聞き4倍手間をかけて畑を最良の状態にしておくんだ、実際彼は毎日、60以上の畑を回るのを欠かすことがない!とのこと。彼がもっている畑はこのような雨が降らない厳しい年だからこそ真価を発揮するんだと言います。
雨が降らない年は葡萄の先手をしっかりしてどの枝の葡萄を残すのか?によって葡萄の凝縮具合が違ってきてしまうと言います。

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アンドレス(父)もしっかり葡萄を収穫してます。

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総指揮はベンハミンが全ての畑で四六時中行い、どの葡萄をどういう畑の順番や畑の中での順番で取っていくのか?この葡萄は何に回すのか?全てはベンハミンが仕切るとのこと。これをやっているから彼のワインは年々ポテンシャルが次々に良くなっている!!のですね。実際に今回飲んだ2010年のプレディカドール・ティント(赤)はその上のバージョンのラクエバ・デル・コンタドールに近づいているし、プレディカドール・ブランコ(白)はケ・ボニート・カカレアバを彷彿させる出来です!!。

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父のワイン、ラ・ビーニャ・アンドレス・ロメオの畑は、写真のエブロ側の対岸にあります。(下拡大写真)
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真ん中に黒い小山(肥料の山)がありその上がアンドレスの畑。葉っぱが青々としている。この高台に来ると僕の手入れをしている畑がどんな状態だかわかるよ、、、とベンハミンが言い、車を止めての写真。なるほど青々としている。葡萄の勢いが違う。

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こうして収穫したものをベンハミンの兄がチェックをして15kg入りの小箱を重ねてボデガに持って行きます。収穫してから選別まで1時間以内にどの畑からもボデガに運ぶと言います。

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実際にこうして2年にわたりベンディミアを見ていくと、ものすごく彼らの仕事は早くスムーズでそして真剣です。ある意味、季節的な労働者なのですが全て毎年同じ顔ぶれの地元の人たちで、葡萄の収穫を楽しみながらしている様子がよくわかります。この日も最後の収穫を終えボデガに帰ってきたのが20時過ぎ、22時ぐらいまでボデガでの作業をしていました。

 

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フィンエアーのホームページにスペインバル

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フィンエアーのHPにスペインバルの楽しみ方が掲載されていました。考えてみると我が国からスペインに行くには直行便が無いのでどこかの国経由でスペインに入るわけですが、フィンエアーもそのうちの一つの方法ですね。
興味深いのはスペインワインの高級ワインがリオハで、リオハの赤はもちろん、白ワインも人気のあるワインと書いてあります。
リオハの白ワインもメジャーになってきたんですね−。
弊社のリオハの白ワイン、ケ・ボニート・カカレアバはこれ1本で前菜からフルコースまで対応、しかもデザートまでの対応が完璧に出来るワインとして時間をかけてじっくりと味わいたいワインです。

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口コミ・レビュー

プ レディカドールの白のナッツの深い味わいが、カサルバのどちらかと言うと燻してあるような重量感ある生ハムの味わいと非常にマッチしていて、、

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プレディカドール・ブランコの美味しいご投稿ありがとうございました!
プレディカドールの白のナッツの深い味わいが、カサルバのどちらかと言うと燻してあるような重量感ある生ハムの味わいと非常にマッチしていて、、

このワインに使ってあるブドウはリオハの古来種であるビウラ、またの名をマカベオと言いますが、非常に骨格がありそしてフルーティな種類の葡萄です。
完璧主義者でワイン界を代表するベンハミン・ロメオが作った力作であるプレディカドール・ブランコは、その上級バージョンのケ・ボニート・カカレアバの弟分的存在に取られがちですが、むしろ兄貴分よりもビウラの骨格としっかりしたボディをもったこのワインは、肉や生ハムに合うのではないでしょうか!素敵なマリアージュをお楽しみ下さい。

  

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コンタドールのオーク樽を次回も輸入予定

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深夜のボデガコンタドールで。ベンハミンが使っているオーク樽はフランス産の最高のものだけども、去年は3樽送って頂いた。ことしも送ってもらう予定だが、コンタドールの樽とケ・ボニート・カカレアバの樽を送ってもらう予定。

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そして日本からお土産で持って行った片山酒造の焼酎・「粕取り焼酎「粕華」は大吟醸の酒粕だけで仕込んだこだわりの焼酎」というのを持参した。 非常に喜んで頂いたのは当然だけども、僕の樽を日本で使ってくれるのは嬉しいと、コメント頂いた。ありがたい!

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エル・ブジのソムリエ、ダビット氏のワインガイドでおすすめのプレディカドール・ティント

エルブジのソムリエ
ベンハミン・ロメオのボデガ・コンタドールの事務所に行ったところ、エルブジのソムリエでスペインのベスト・ソムリエに輝いたダビッド・セイハス氏のワインガイドがあった。2010年リリースされたワインのセレクトされた110本が載っている。彼の一番のお気に入りはボルドーでもなくブルゴーニュでもなく、ベンハミンのケ・ボニート・カカレアバだけども、このベストワインにはプレディカドール・ティントが掲載されていた。

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リオハ・ワイン/スペインワイン

ベンハミン・ワイン他いろいろ入荷

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スペインワインのトップキュベ・ベンハミンのワインが先週東京に入港し、本日通関が切れたようです。入荷直後の写真です。カタルーニャでベンハミンの組合が作っている白ワインのマシソとコンタドールのセカンドワインとも言うべき、ラクエバ・デル・コンタドール(木箱)です。

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エレガントな極めつけの白ワインのケ・ボニート・カカレアバとその弟分のプレディカドール・ブランコも入荷しています。どちらも白ワインながら肉と生ハムには最高の相性です。

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コンテナ内のパレットはこんな感じです。銘柄がわからないように厳重に黒のビニールでパッキングされています。もちろんリーファー(定温輸送)の専用コンテナでなるべく船の真ん中に積んでくれ!とのオーダーを入れていました。奥に少しだけ見えますが、ボデガ・コンタドールの樽を4つ入れてます。

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フランス製のオーク樽はベンハミン自ら木を見に行ってしかオーダーしないというこだわりの樽です。今回4つ入荷しまして、3月1日からのフーデックスでテーブルとして使う予定です。バルで使ってもいいでしょうねー。ワイン倉庫は横浜の帝蚕倉庫です。数ある倉庫の中でも品質管理にかけてはバツグンの信頼性があります。また大抵の倉庫は冬の間電源を切ってしまうところがあり、その場合ワインの最適な温度帯よりも下がってしまいますがここは1年を通して一定の温度と湿度です。ブルゴーニュの有名高価なワイン等もここに置いてあります。
ベンハミンワインの本格的な販売は今週末からになります。

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リオハ・ワイン/スペインワイン

ベンハミン・ロメオ氏のボデガ・コンタドールについて、ちょっとまとめてみました。


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スペインワインの中でも屈指の醸造家、ベンハミン・ロメオ氏の「ボデガ・コンタドール」は、リオハ・アラベサ(Alavesa)地域の中でもエブロ川上流に位置するサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ(San Vicente de la Sonsierra)にあります。
アラベサは、リオハの中でも「テンプラニージョ」の濃厚さ、タンニンの豊かさという性向をそのまま素直に引き出す栽培が特徴で、熟成の長い高級ワインの産地として知られるところです。

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また、北部に立ちはだかる「カンタブリア山脈」が、北風・雨雲などを押しとどめる「防御壁」の役割を果たしていることから、標高が500〜600mあるにもかかわらず比較的温暖な気候に恵まれ、ブドウ栽培には非常に適しています。                    
ワイン造りの歴史は古いリオハですが、 19世紀後半にフランスでフィロキセラが大流行した際にボルドーから最新の醸造技術が惜しげもなく導入されたことで、ワインの完成度が格段に上がり世界に知られる産地となりました。

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■ベンハミン・ロメオ氏、経歴
リオハ・アラベサのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラで、ブドウ栽培家の息子として生まれ育ったベンハミン氏は、マドリードでブドウ栽培学とワイン醸造学を修めた後、1985年リオハ・アラベサの協同組合のプロジェクト(ボデガ・アルタディ)にエノロゴ(醸造家)として加わります。
1985年から2000年まで、リオハ屈指の醸造家として彼がアルタディで手がけたワインには、アルタディ・ホーベン(Artadi joven)、ビーニャス・デ・ガイン(Viñas de Gain)、パゴス・ビエッホス(Pagos Viejos)、 ビーニャ・エル・ピソン(Viña El Pison)、グランデス・アニャーダス(Grandes Añadas)があり、々にその手腕は国内・外のマスコミの知るところとなったのでした(特にロバート・パーカーが99点を付けた「ビーニャ・エル・ピソン95」は、当時のスペインワインが獲得しうる最高得点でした)。

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アルタディ在職中の1995年、幼少時代からの友人で現在はボデガ・コンタドールのセールスマネージャーを務めるパッチ・フェルナンデス氏の強い勧めを受け、「サン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城」の時計台の真下にあるクエバ(カーヴ)を購入し、翌年から「クエバ・デ・コンタドール」を造り始めます(しかしながら、この96年ヴィンテージワインは世に出ることはありませんでした)。
ちなみにこのクエバは中世に掘られ、ワインのカーヴ&計量場(コンタドール)として機能していたことから「クエバ・デ・コンタドール」と呼ばれており、ベンハミン氏はこの名をワインに冠したのでした。

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ベンハミン氏は1998年に再び「クエバ・デ・コンタドール」を醸造。これら2作をうけて、なおも比類無きワイン「コンタドール」が1999年に醸造されることになります。そして、2000年には「コンタドール」と「ラ・クエバ・デル・コンタドール」の2種のワインを醸造し、15年間勤務したアルタディを後にします。
この2000の「コンタドール」がパーカーポイント98点を獲得したのを皮切りに、2001年が98点、2002年が96点、2003年が99点、そして2004年、2005年と連続して100点という快挙を成し遂げていきます。


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ブドウ畑
ベンハミン氏はアラベサのサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ、ブリオネス、ラバスティダに、トータル32ヘクタール、58のブドウ畑を所有しています。
いずれも彼の審美眼にかなったものばかりですが、特にサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城の対岸にある、エブロ川の畔の畑「ラ・リンデ」のテロワールは最高で、彼が最も大切にしている畑の1つです。父親アンドレス・ロメオが植樹し手塩にかけて育て上げたもので、ここから穫れるテンプラニージョからのみで「ラ・ビーニャ・デ・アンドレス・ロメオ」が醸造されます。尚、コンタドール用の葡萄はその年の最高の畑から収穫される葡萄で醸造されます。
ブドウの収穫は、35人のスタッフを総動員し全て手摘みで箱に入れられます。これらは最長でも45分以内にボデガに運ばれ、直ちにブドウの選別が始まるのです。

1)アンドレスの葡萄畑
葡萄畑は「ラ・リンデ(La Linde)」でベンハミン・ロメオ氏の父アンドレス・ロメオ氏が植樹した畑でエブロ川が蛇行する場所に位置しちょうどサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城の川を挟んで対岸にあたります。3,5haの畑は養分に乏しい土地で、粘土質でその下の地層は石灰質からなります。エブロ川の傾瀉から生じた豊富な丸石によって水はけが良い土地です。この畑の葡萄だけでラ・ビニャ・デ・アンドレス・ロメオを作っています。羊の糞をたい肥に混ぜるなど彼の葡萄を作る農法は「ビオ・ディナミカ(bio dinamica=バイオ・ダイナミック)」と言えます。葡萄1本の木からアンドレスが1本作られます。樹は35年の素晴らしい葡萄の木でテンプラニージョだけで作られます。
バイオ・ダイナミック農法=有機栽培の一種であり、農薬と化学肥料を使わない農法で肥料も動物の糞などの自然のものを使用し土壌を破壊しない農法です。


2)ブリオネス村の葡萄畑
わりとボデガから離れたところのブリオネス村にこの葡萄畑はあります。テンプラニージョ、ガルナッチャ、ガルナッチャブランコの木がありリオハには余りない木で100年以上経っている木もあります。葉が大きい方がガルナッチャ、小さい方がテンプラニージョです。又白ワイン用のガルナッチャブランカ、ビウラ、マルバシアの木もあり、最高の白ワイン、ケ・ボニート・カカレアバになります。
リオハでは今年から(2010年)ソーヴィニオンブランとシャルドネ(外来種)の植樹が許可される見込み。でも自分は昔ながらの葡萄の種類にこだわりたい」とはベンハミン伝。「昔からの葡萄は気候風土と土壌に合っているから最高のポテンシャルを発揮している」とベンハミンは言います。

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3)ムルムロンの畑(水のサラサラ流れる音、もしくはささやきと言う意味)
エブロ川の直ぐ近くで、マスエロ種、グラシアーノ種など2つとも若干酸味がある葡萄を作っています。ブレンド用としてワインを長持ちさせる(酸味を付ける)効果があります。 未だ植え付けて3年の畑で原料には使っていませんが、その上の畑にはテンプラニージョ60年の木、とビウラ(白)の木があります。
ベンハミンの畑はバソ(コップ型)のスタイルで葡萄の棚をつくりません。又は「タブレット(酒杯)型」と言いますが東西南北を向いた各葡萄の様々な味わいをトータルして深みのある味にしていくためです。


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4)ボンボンの畑=畑の名前―テンプラニージョオンリーの畑
コンタドール用の80年の木、プレディカドール用の45年の木。

ボンボンとは、昔家畜をつないでおいたり風よけ兼、休憩所小屋(スペイン語ではチョソ(Chozo)と言いますがボンボンチョコラの形に似ているのでボンボン地区(畑)と名付けられました。他の葡萄畑より、より選別された畑です。


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ボデガ
1985年に醸造家としてデビューして以来、 自身の創造性を100%発揮した最上質のワインが造れるボデガを建立することを考えていたベンハミン氏は、2008年初夏、ついに「ボデガ・コンタドール」を完成させます。延べ面積は2,700平方メートル、150,000本の醸造キャパシティがあります。カタルーニャの若い建築家エクトル・エレラが設計し、ボデガ自体がさながら「アート作品」の様相を呈しています。

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ボデガ内もアートのための贅沢な空間が随所に設けられており、ベンハミン氏の友人アーティストの粋なオブジェや絵画、写真が展示されています。

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コンクリート打ちっぱなしのモダンなボデガは、クエバがあるサン・ビセンテ・デ・ラ・ソンシエラ城を臨むブドウ畑の真ん中にあります。将来、1Fが緑、2Fがコンクリート、3Fが岩山のイメージになるように造られ、 数十年後には 周囲の光景と完全に同化させるという計画です。クエバと全く同じ方向(北)を向いており、貯蔵庫は同湿度、同温度に保たれています。

2階には広大なテラスが設けられており、ここはベンハミン氏が栽培する野菜の他、無数のラベンダーやローズマリーで埋め尽くされています。これらハーブの芳香は、貯蔵庫(1階)の天井に設けられた専用の通気口から中に入り、フレンチオーク樽で熟成中のワインに影響を与えます。



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リオハ・ワイン/スペインワイン

スペインはリオハのワイン(ベンハミン・ロメオ)を引き取りに成田へ行ってきました。

コンタドール・ベンハミン・ロメオ
世界最高峰のスペインワインの醸造家ベンハミン・ロメオ氏のコンタドール2008ヴィンテージ、到着です。昨日、成田の税関まで引き取りに行ってきました。コンタドールは6本入りの木箱です。いろいろ詳細の手続きをして送ってくれたBODEGA CONTADORのパッチ氏ありがとうございます!

コンタドール
2008年ヴィンテージのコンタドールは葡萄も良く、ワインも非常に良い仕上がりです。なんと言っても、ベンハミン・ロメオ氏が待ち望んでいた理想とするボデガ「Bodega Contador」の完成後に完璧に作られた1本だからです。今回はエアーで試験輸入、年明け2月にコンテナで入船予定です。今回のエアーの輸入は8種類、全て1ケース単位での輸入です。もっと入れておけば良かったと、ちょっと後悔と、2月が待ち遠しい、、、と言う気持ちです。

ケ・ボニート・カカレアバ
リオハ・ワインの白、「ケ・ボニート・カカレアバ」です。元の名前は「コンタドール・デ・カンタガジョ」名前の通りコンタドールの白バージョンとして醸造された1本です。 Bodega Contadorの営業部長のパッチいわく、レストランの中ではスペインの三つ星レストラン、エル・ブジが一番この白ワインを出しているそうです。なんでもエル・ブジのソムリエさんが一番気に入っているワインがこれとか。レストランのフルコースで前菜から始まって終わりまでワインの変化と共にこれ1本で対応できるとか、、、もちろん肉にも生ハム、チョリソーにもあいました。取引先のカサルバでも出してもらったことがあります。