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皮付きバラのカリカリ焼き

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昨晩、東武線のスペーシアの下今市への到着が深夜になり、眠くてしょうがなく、連続してFBに画像を上げ続けました。その中のワンショット。それにしてもこのバラ肉は美味しかったです。(ちょっとブログエディタのテストです、すみません)

 

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チョリソーイベリコベジョータの鍋を始めて食べた!その味わいは4回楽しめる♪

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タイトルにあるような、鍋の具は、なんと

チョリソー・ベジョータ(粗挽きイベリコ豚のパプリカ風味熟成生サラミ)

の鍋でした!(真ん中の赤いサラミです)
その下にはイベリコ豚ベジョータの肩ロースと、バラ肉が。

そしてモッツアレラチーズがあって、ハマグリ、鯛、鱈とつづき
数々の野菜。
食べたところは、日光市鬼怒川温泉の「湯けむりまごころの宿・一心館の夕食」

総勢15名での会議室を朝10時から使わせて頂いての打ち上げのお料理の一部です。
フレンドリーなスタッフのおもてなしと、お風呂が何種類もあるミニ・スパも体験できて
会議室でしっかりとお勉強&仕事をしたあとは、恒例の宴会の始まり♪
宴会場も畳の上でのテーブル席で、セミナーで疲れた体を畳が優しく、いやしてくれます。

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それらの具をこのとおり、二食鍋に投入!。女将さんいわく、この鍋は4度美味しいです。
1)和風出汁で頂く→あっさりしてながら食材の持ち味良好。

2)青トマトベースの洋風だしで頂く→トマトの香りと酸味が新鮮な味わい。イベリコの良質な味わいを更に高めてます。

3)チョリソー・イベリコベジョータを入れてコクを出して頂く→ここまで来ると2個目の固形燃料を投入!グツグツちょっとさせておくとチョリソーの赤い濃厚な脂と出汁が出てきてイベリコ豚はもちろん、キノコ(これも合う!)や野菜類に乗り移って美味しくいただけますね。

4)モッツアレラチーズをいれて更にコクとまろやかさを出して頂く→チーズがとろけて(これも美味しい)鍋のスープが白濁していきます。そうするとチョリソーの脂の赤色がより映えて見た目も美味しく更にこってりしていきます。
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以上の4通りの味わいを堪能出来ました。
上記の写真は、チョリソーを投入後グツグツ、そしてモッツアレラチーズを入れて白濁しているところです。
スープがとても美味しくいただけるし、第一チョリソーを煮込んでもチョリソー自体の味わいもしっかり残っていてこれも美味しく食べられますよ♪

最後にとっておきの裏技をご紹介!

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これは何でしょう?

正解はハモンイベリコベジョータを原木から切り出したものです。
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この通り、生ハムを原木からカットして、適度に温かい鍋のとってに少し置くと、、、、

 

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少しずつ、ハモンイベリコベジョータの脂の部分が透き通ってきています。

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ほらこのとおり!ハモンイベリコベジョータも脂が透明になって美しくなります!
そして脂はとろとろ、ちょっと香ばしく口中に肉のコクが充満して幸せな気分でしたー。是非おためしを!!

 

 

 

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ベンハミン・ロメオの現地リオハのバルでしか飲めないハウスワイン「ラ・テルセラ・エスタシオン白」の澱!

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ラ・テルセラ・エスタシオンの(白ワイン)澱がご覧のようにかなりありますね。
赤ワインの澱については一般化していると思いますが、白ワインの澱に関してはクリスタル状の結晶以外は意外と知られてないかも知れません。

あるところでは、高級ワインほど独特の風味とコクを損なわない為にフィルターをあまりかけない、、、ようですが、
それをハウスワインクラスで実現しているとは、まさに完璧主義者のベンハミンならではとも言えなくもないです。 
味わいは、まさにハウスワインの域を超えたボディとバランスを兼ね備えたリオハの白で10℃ぐらいに冷やして飲むのはもちろんですが、
一気に飲まずに赤ワインのように常温までゆっくりと戻しながら風味を味わいたいワインです。

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ちなみにボトルを上下にしてみますと澱はこのとおりバラバラになってしまいます。くれぐれもゆっくりとグラスに注ぐか、一度デカンタージュをして楽しむといいですね。

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カサルバのパンセタで肉じゃが風煮込み

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カサルバのパンセタ(イベリコ豚ベジョータのバラ肉を塩漬け後、乾燥熟成したもの)を少し厚切りにして、馬鈴薯、蓮根そしてくわいと一緒に醤油で煮込んだ、まさしく肉じゃが風のメニュー。
ここの(赤坂の1日ひと組限定のフレンチレストラン)シェフはカサルバのパンセタの様々なメニューを良く作ってくれるな〜。パンセタの風味と脂のコクがたまらない美味さです。
それにしてもこのパンセタって、様々な料理に応用出来るので、ほんとびっくりです。これだけ脂が多いので敬遠されるとおもいきや、脂の質が高くコクと香りがあるので様々な料理に応用が利くらしいです。そう言えば、サンセバスティアンのマルティン・ベラサテギさんに合ったとき、今はカサルバのパンセタを12時間煮込んだメニューを作っているんだ、、、と言っていたのを思い出しました。アケラーレ(やはり三つ星)のスビハナ氏のアミューズにもこのパンセタを使ったメニューもありました。

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れんこんも、パンセタの出汁が浸透していて美味しいです。

 

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サックリとした食感で繊細でジューシーなイベリコ豚の仔豚の丸焼きの試作に立ち会った♪

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美味い仔豚を焼くには、良い素材と、それを活かす腕と、火力が必要かも知れません。
それも写真のように圧倒的な火力を使って仔豚を焼く焼き方があります。今回はこれに立ち合い、そして美味しい試食をしてきました。

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最初はこんな感じから焼き始めます。下味をつけて下焼きをした皮付きのイベリコ豚の仔豚をまんべんなく炙っていき徐々に皮と脂を柔らかくしていきます。写真では熱さが伝わってこないので残念ですが、よく見ますと仔豚の頭の下にも火が出ていますね、この新調した仔豚の炉全体で何万キロカロリーという圧倒的な火力のバーナーが全開になっています。その上に置いてあるのが特殊な石です。この試作品の仔豚を焼いた場所は東京近郊ですが、専門の厨房機械屋さんが仔豚の為にフルオーダーメイドで作った専用の炉です。ちなみに焼いている方々は東京の有名中華さん。下処理も完璧にしたイベリコ豚の仔豚を持ってきました。

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仔豚にみるみると色が付いてきます。この調理の技法の特徴としては、十分に熱せられた豚皮の下の脂と更に表面に脂を塗ることによって、強い火力で皮の表面を爆発させ、皮をつぶつぶ状のごま振り状態にしていきます。そうすることによって皮のサクッとした食感と肉のジュ〜シーで子豚特有の繊細な食感を同居させることにあります。

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こうやって脂を塗っては表面を火に当てて爆発させ(えらい煙です)てを繰り返して焼き上げていきます。写真をとっていても非常に暑いです。

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更に皮の下から脂がでてきて、照りも出てきます。イベリコの仔豚は、子豚なのに脂があって皮がしっかりしていて、そして肝心の肉が美味しく、、、ここまできてごまかしはききません。

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ロース・バラの部分がゴマを振ったようにつぶつぶしてきています。これがサクッとする秘訣です。写真のようにフォークのようなものに突き刺して焼いているのは、まんべんなく火を通して焦げ色を一定にした繊細な焼き方が出来るためです。オーブンに入れっぱなしではこのような焼き方が出来ないかも知れません。この焼き方も中華の特徴の一つです。またそういう話なら二度焼きも中華の特徴の一つかも知れません。もっともこれについては他の料理でもやっている可能性はありますが、、、。効果としては下焼きの際にしっかりと下味をつけた仔豚をしっととりと火を通すことです。火を通しすぎないことで、二回目の仕上げ焼き(今回焼いている焼き方です)に短時間で焼き上がりジューシーさを保つことが出来ます。

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こうなってくるとようやく完成です!!

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最後に仔豚の炉の上に置いて休ませて完成です♪全体的にゴマが振ってあるようにつぶつぶ状に皮が仕上がってます。

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さあて、カットして試食です!。サクッとした音がします!!イベリコの仔豚は肉も美味しいので肉も適度に付けます。 

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皮はサックリとしていて肉が繊細でジューシーなイベリコ仔豚の料理の出来上がりですーーー♪ 
手間暇かけて、そして特別な焼き方をした仔豚は、高級料理として非常に納得できる出来映えと美味しさです。
一度体験するとやみつきになりそうです。

この作品!は2月21日からのホテルレストランショーで「藤村製作所」様のブースでお目見えです。
コマ番号は「2−Q03」です。

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アルバラシン地方の美しすぎる風景

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今年の10月10日のスペインのアルバラシンの風景。思わずバスク地方と思ってしまうぐらいスペインには珍しい緑と水が綺麗なところ。あと1ヶ月ほどで紅葉も盛りになるところ。

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この地方はローマ時代から水が綺麗で水が美味しい!との評判のところ。近くにはローマ時代からの水道もある。

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この環境で羊を飼育して、羊舎のまわりで飼料を栽培して、羊のミルクを搾りチーズを作る。
結果、美味しい羊のチーズが出来上がる、これ自然の摂理。

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美味い水での塩漬けを22時間じっくりと塩水に着けて塩漬けをし、熟成。美味しいわけです。

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これだけ食べに行く価値あり、本場仕込みのブティファラ・エルボガバンテ346

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京都のスペインバル・エルボガバンテ346さんのブティファラ。旨い肉を食らう!という表現がまさにぴったり。
京都は烏丸御池駅から500mほどだけど、いつも京都駅からタクシーで行ってしまう、、、それぐらい行きたいお店。

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すみません、ブティファラの分解写真です。単なる粗挽き肉だけではない!旨い肉、肉!!という食感 は素晴らしい♪
マスターはバルセロナから北に100キロあまりの有名レストラン、エル・カサレス でしっかりと修行をしてきた方、これだけ食べに行く価値ありです♪

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小イカの墨煮。うま!。ここのスペインレストランの特徴は肉と魚も両方バランス良く美味く、京都の旬のものと取り混ぜてでてくるのでホッとしてしまう。

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スタッフの面々、真ん中が三四郎さん(オーナー)。フレンドリーかつ真剣なお料理が食べられるお店です!

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奥がレストランになっている、本格的スペイン料理のお店。

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おすすめメニューも、このとおり旬を取り混ぜ(9月現在)リーズナブルなところも嬉しい!!

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ある意味、出来すぎたカサルバのハモンセラーノ38ヶ月熟成/スペインワイン&フード商談会、inインターコンチネンタルホテル

昨日(2011/11/02)はスペイン大使館商務部主催のスペインワイン&フード商談会の最後の展示会。
今回は生ハムはカサルバのハモンセラーノ1品のみ。主力はベンハミン・ロメオのワインに置いて、その他エンブティード(腸詰め食肉製品)やアルバラシンチーズ、ジャム&ジュレなどの展示をしましたー。
ちなみにこの日ただ1品(いつもは4品の骨付き生ハムを展示)のハモンセラーノはちょっと違うセラーノ!。昨年スペインはブルゴスのカサルバに行った際に26ヶ月熟成の長期熟成ハモンセラーノから更に選りすぐりをカサルバの職人と僕と一緒に選んだ120本を、もう1年熟成させてくれ!ということでカサルバの熟成庫(ボデガ)でじっくりと世話をしてもらった、いわゆるプレミアム・セラーノとも言うべきハモンセラーノ。
ことし試しに30本を先月入れてみた、、、。で、初のお目見えがこれ!

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1本の重量は11.3kgとカサルバのハモンセラーノの中でも少し大きめ、通常のハモンセラーノは8kg前後だからかなり大きめ。腿の張りがあり分厚い。写真はマサ側から切り始めたところの写真で、僕はこの部分が一番の好きな部分。写真左の内ももの赤身の部分と真ん中(赤身と脂身)の薄い色の霜降りの部分と一番右の脂の部分を一緒に味わえる!!少量しかとれない部位(というかカッティング中に出来るバランス的な部位)。
赤身の乾いた深い味わいと霜降りの部分のしっとりとしていてジューシー感あるまったりとした味わいと、脂のコクを感じられる。ハム好きには、これ至福の瞬間。

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昨日の展示会の終了間際の写真。このように切り進んでいっても細かい霜降りが消えなく続いている。さすがに展示会は日頃から生ハムを使っているプロの方の展示会なので、大絶賛!。「これすご!」とか、「一番美味しかった、ベジョータの代わりに使おうか、、、」「これだけ長期熟成をしていて薄塩でしっとりしているのはすごい」など、お世辞でも?ほめて頂けるのは大変感謝。僕も一緒に選んできたのだから嬉しい。
カサルバの生ハムはスペインの他の生ハムメーカーと違った気候風土にあるメーカーで、その一年を通して涼しい気候風土を利用したり隣接している北のバスクのマーケットに早くから対応してきた。それは、薄塩でしっとり感のある限りなく最高を追求したハモンセラーノを作る!!ということ。カサルバのフリオが言うには、「最初から他のメーカーとはコンセプトが違う、うちの生ハムはどんなに長期熟成をかけてもこれ以上は乾かない」というもの。実際にこのセラーノも乾いて無いどころかしっとり感ひとしお。カサルバのボデガで食べる7年熟成のベジョータも乾いてないから。。。

ただ昨日の展示会となると困ったことに 、ある意味出来すぎたセラーノ。ほめことばを頂いても、通常はこれより少し落ちます、これは出来すぎですと説明させて頂いた。でも120本の中にはこれよりもすごいセラーノもきっとあるでしょう♪これも楽しみです!

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スペイン出張・貴重な体験をして帰社です。

今回のスペイン出張をGoogleマップで即席に少々表記。

大ざっぱですがAからJまで車でそれぞれ移動をしながら出張終了で、先ほど帰社しました。
今回の出張はスペインのリオハのベンハミン・ロメオのボデガからの連絡でベンディミアが終わってしまう!
で始まり急遽リオハに行ったところから始まり、テルエル・アルバラシン村、サラゴサ、サンビセンテ・デ・ソンシエラ、
ビルバオ、ブルゴス、サラゴサ、マドリード、そして地図には順路は載ってないですが、もう一回ブルゴス往復です。

いやースペインって広いですね。国土は日本の1.3倍ほどですが5角形のような四角い形をしており国土がほとんど
標高が高い上に日本のように山脈がそんなにないので縦横無尽に広がっているのが広く感じる理由だと思いますね〜。

今回の貴重な体験は少し後に詳細を書きますが、高速道路のど真ん中でも、スリに合います!くれぐれもご用心を。

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アウディ・クアトロでのドライブは快適でしたが。。。

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サラゴサの5ッ星のホテルはショッピングセンターと新設していて、新しく・かなり快適、そして安い!

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このホテルも良かった!でも今回はちょっと高めの130ユーロ、マドリッドの市内で何か展示会をやっているようでそれで値上がりしてたのです。。。通常は安いときには90ユーロ代があり、首都で五つ星でその価格はかなりおすすめです!

 

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セゴビアの仔豚の丸焼きレストランでの驚き

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セゴビアの仔豚丸焼き・コチニージョ・アサドのレストラン、ホセ・マリアに先週土曜日2011年10月15日に行ってきた♬ときの写真。厨房に入って焼いているところなど色々と教えてもらった!感謝。

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このアサド専用の炉には上に仔豚が下に子羊を入れて焼くとのこと。中は十数頭入りゆっくりと回っている。これは下焼きの段階で3時間前後かかるという。

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話は前後するけど、このレストランは週末ともなればランチが2回転するというが、その規模を見て聞いて驚き!450席あるという。2回転で900席。
実際にはその80%の座席が稼働したとしても720人、夜のお客さんと合わせると軽〜く1000人を超えてしまう!!!
レストラン内部は何層にも何軒にもなっていて広い!これは3つめか4つめの厨房で、下焼きした仔豚をこのでかいオーブンで最終調理をして、パリッとした子豚をお客さんのところに持って行くわけだ。

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ワインも豊富。リベラディル・デュエロでワインメーカーも持っているらしい。

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入り口がご覧のようにバルスタイルになっている。ここももうすぐ超満員になる。

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ここが奥のレストラン、この奥にもレストランがあるし隣の棟に2階建てのモダンなレストランもある!!

 

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これが隣のモダンなレストランで2階もある。

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オーナーのホセ・マリア氏(左)とマネージャー。お昼が迫っているので長くは聞けなかったけど、コチニージョに関してはかなり研究熱心で、語りも熱が入ってくる。

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ここはとさつ場と契約をしていて、つぶしたその日に子豚が入荷する。そしてご覧のように下焼き、本焼き(先ほどの電気オーブン)でお客さんに提供するわだけど、いったいどのぐらい1日に入荷するのだろうか?黙々とこの巨大な炉で子豚を焼いていくスタッフ。撮っている自分も暖っかい。

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焼けた子豚はホセマリア・オーナー自ら、リズミカルで実に手さばき良くお皿でカットしていく。

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ロース・バラのところ。皮はパリっとしていて固くなく適度な風味があるし、肉は繊細でそしてジューシー。子豚の焼き汁を下にソースにして食す。この焼き汁が美味い、繊細な肉に吸われて余計にジューシー感が増す。

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しっぽ付きの腿。しっぽも美味しい。後ろ足は肉!を食べているという実感がわく。
子豚に関しては、かなりこのレストランは管理をしているという。なんといっても子豚の丸焼きは塩だけ振って焼くだけなので子豚の素材としての出来が仕上がりに大きく影響してくることになる。
翌日はその下焼きの段階から見せてくれると言うことなので、楽しみ♪