ラムモモ肉(骨なしブロック)【塊の美味しさたっぷり 《NZ産熟成ラム肉》】 のレシピのご投稿

4.29 (14件のレビュー)  

投稿者:  匿名希望様
965文字 写真3枚 2006/12/25 10:11投稿

普通のラム肉だと思っていたのでにおいやクセを取る意味もあり、丁寧にじっくり下ごしらえをした後、ローストしました。ローズマリーだけでなく、焼くときに水分が飛び過ぎないようにオレンジで覆ったのですが、これが大正解。しっとりとばら色に焼きあがり、オレンジから染み込んだ香りが肉の端々に溶け込んでうっとりするほどおいしくできます。 多少筋っぽいところもあったのですが、小さい子供にも食べられるほど柔らかく、牛肉より癖もにおいもなく・・・最初の心配をよそに、質の良い肉に家族全員で感動しながらのクリスマスディナーになりました。 肉は大きいので半部だけ使用しました。前日に解凍して、取れるところは筋や脂肪を取り除き、500万年前の塩と胡椒、潰しにんにくを全体にすり込んでおきます。翌日、キッチンペーパーで余分な水分を取り、もう一度塩コショウし、焼いたとき内側になる方にローズマリー1本とオレンジの皮の摩り下ろしをたっぷり包んでタコ糸で縛る。 これにオレンジのスライスを貼り付け、隙間にローズマリーを刺し、全体にオリーブオイルをかけて馴染ませたら200度のオーブンへ。大体25分~30分、狐色になるまで焼きます。 途中残り10分ほどになったら付け合せの野菜を入れて一緒に焼くと楽チン。野菜は下ゆでをお勧めします。焼きあがったらホイルをかぶせてしばらく休ませ、肉汁を落ち着かせ、その間にソースを作ります。 ブルーベリーとりんごを使った赤ワインのソースです。 りんご小1個 粗みじん切り ブルーベリー 大匙4 バター50g 赤ワイン150cc 塩コショウ、ブイヨン小1個 バター半量をフライパンに入れてさっと焦がした後、りんごをソテーします。ここに赤ワインを注ぎ、ブイヨンを入れてじっくり煮つめ、半分くらいまで煮詰まったらブルーベリーをいれて更に少し煮込みます。残りのバターを加えたら勢い良くかき混ぜてとろみをつけ、塩コショウで味を調えて出来上がり。少し香りが足りないようでしたら、肉と同様のオレンジの摩り下ろしを入れると締まって、肉との相性もアップします。ブルーベリーがなければ湯戻ししたプラムや干しぶどうでもおいしくできます。ブイヨンを減らして、その分、前日に取り除いた肉の筋などを最初に炒めてコクを出しても良いでしょう。 ラムとの相性ばっちりのおいしいソースになります。



商品の評価:★★★★★
 いいねの数 287


投稿者:B 愛知県 パイコー様
1,165文字 写真3枚 2016/01/14 22:27投稿

しっかりとした赤身で脂身が少ないのに、焼いてもあまり固くならないというのがラム内モモ肉の印象です。ですから、煮込みよりも短時間で火を通す食べ方が適している気がします。

せっかくの塊肉なので、しっかりとした食べ応えを感じたくて、大きめのブロックにカットしてからガーリック風味を利かせたトマトソースに絡めていただきました。

タロイモ(里芋)を付け合わせにして、なんとなく象牙海岸当たりのアフリカンフードを懐かしんでみました。調理方法は欧風ですが。

 

ラムカットステーキのトマトガーリックソース タロイモ添え

  1. ラム肉は2-3口大にカットしてから塩コショウをまぶし、オリーブオイルを引いたフライパンできれいな焼き色を付けていく。
  2. 肉を返した頃に、芯をとって4-5片に切ったニンニク2かけ分を投入し、一緒に焼きながら香りを出していく。
  3. 肉の表面が焼けたら、白ワイン少々で湿らせ、ワインのアルコール分が飛んだところへカットトマト半カップ分を入れ、肉を転がしながらソースを煮絡めていく。
  4. 途中で、オレガノ2-3振り、カイエンヌペッパー少々、トマトペースト大1も加え、5分ほどしてソースが良い感じの濃さになったら火から下して塩分を調整する。
  5. 皮をむいて茹でた里芋(親芋などの大きいものをカットすると雰囲気が出る)と一緒に盛り付ける。

 

感想:

肉をナイフでカットして口に入れると、噛むほどに肉汁が口の中にあふれ出てきます。適度な噛み応えとも相まって、お肉を食べているという満足感が高まります。白ワインとトマトの酸味が程よく効いており、ガーリックのコクとうまみ、レッドペッパーの辛みが加わって、シンプルながらラム肉にはよく合う味付けだと思います。口の中でほんのりと上品に香るラムのフレーバーとオレガノの風味も良いハーモニーを奏でます。

付け合わせのタロイモのねっとりとした食感がまた、トマトソースによく合います。

ゆでた芋はそのままソースと一緒に頂くのも美味しいのですが、途中でフォークの背でつぶしてマッシュ状にしたものをソースに絡めれば、まさにフフ&トマトソースといった趣で、コートジやベナンあたりの大衆食堂(マキ)を思い出す懐かしい味わいです。なめらかでお餅のようなヤムの舌触りと酸味の効いたトマトソースのコントラストがこの品の醍醐味であり、ジャガイモでは出すことのできないエスニックな味なのです。

アフリカのソースは固い羊肉を何時間もコトコト煮込んだものでしたが、おいしいラム肉でさっと作ったこちらのトマトソースもまた、別の味わいですが少しだけアフリカンテイストも感じられ、懐かしくも楽しい食卓となりました。

私にとっては、この内モモブロック肉は程よい大きさといい、赤身と脂身のバランス(ほぼ赤身)といい、好みにぴったりの使い勝手の良い部位です。またリピートしたいと思います。


ニンニクと一緒にお肉を焼く


トマト&ハーブでさっと煮る


タロイモを添えていただきます

商品の評価:★★★★★
 いいねの数 71


投稿者: 東京都 ももいえ様
785文字 写真1枚 2009/08/31 11:43投稿

ラムというとこのモモ肉カタマリが我が家の定番。
到着するとちょっとだけ解凍して、3~4分割して再度冷凍庫へ。
グルミーさんのラム肉はクセがなく、軟らかく、肉としての旨みが強いので、
スーパーのお肉には手が出ません。

その最後のカタマリ。やってみたかった、カツレツにいたしました。
解凍して、お肉屋さんの一口カツの倍くらいを目指して切り分けました。
パン粉はパン屋さんからもらったパンの耳をちぎった生パン粉です。
お行儀悪くかぶりつくと、カリっザクっとした歯ごたえの中から、ラム肉のとってもいい香り!!
獣肉臭さはまったくなくて、牛肉のようなミルキーさでもなく・・・思った通りとってもおいしかったー!!
カツレツはブタのロースに限るというのが私見ですが、
ラムモモ肉で作ったカツは、さっぱりしているけれどとってもジューシイで旨みも強い。
メタボが気になる私たちにもぴったりのカツでした。

= 作り方 =
1.切り分けた赤身は、白ワインと塩コショウとローズマリーで一晩マリネして、マリネ液から取り出し、
2.室温に戻し、水分を軽くふき取ります。
3.塩コショウを新たにして、小麦粉→卵汁→パン粉をつけます。
4.多めのオリーブオイルを熱し中火で揚げ焼きにします。
5.外側のパン粉がいい色になったら返して色づいたら引き上げて、油を切ってください。
5~6分置いておくと余熱で完全に火が入ります。でも羊ですんで、中はピンクでもOK。

★下ごしらえ。
元々軟らかくクセのないお肉ですが、外側にかぶった白い筋膜や、筋、カタマリの中に入り込んだ少量の脂身をすべて取り除くと、羊嫌いでもまったく抵抗無く食べられるようになります。
グルミーさんのお肉で、羊嫌いを少なくとも二人、羊好きにしてしまいましたよ。えへん。
脂身の部分は赤身をわざと大きく残しておき、後日、筋や筋膜といっしょに煮込んでカレーにいたしました。
これまた絶品でした。


商品の評価:★★★★★
 いいねの数 250


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