![]() | エゾ鹿(蝦夷鹿)スネ肉【煮込みの美味さ堪能】
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投稿者:![]() ![]() 投稿日付:2011/10/10 23:27 | ||
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スジを取り除いた蝦夷鹿スネ肉の赤身と、イベリコ豚赤身挽肉(粗挽)で、 『パテ・ド・カンパーニュ』を作ってみました!!
粗挽のイベリコ豚赤身に、
大きめに切った蝦夷鹿スネ肉の赤身(パテで色の濃い所)と、 イベリコ豚の背脂(パテの白い所)をアクセントに使い、 鹿肉の存在感があり、素朴なパテ・ド・カンパーニュができました。
煮込んで柔らかくしていただくスジ部分を取り除けば、
残った赤身部分は、
煮込まなくても、軽く火を通すだけで柔らかくなり、
肉質はヒレ肉に近く、
繊維質がこまかく、しっとりしていて味わい深いものです。
大きめにカットしてテリーヌに混ぜても、
イベリコ豚挽肉との違和感なくいただけ、 色が濃い部分(スネ赤身)をいただけば、 イベリコ豚とは違った万人向けの美味しさがありました。
パン・ド・カンパーニュ(田舎風パン)の上に乗せて、
ワインのおつまみとして素朴な肉の味を楽しみました。
鹿肉は、癖がなく、脂ぽくなく、なんの肉?か分からないほどです。
お肉に火を通すと、何とも言えない美味しい匂いが台所に漂います。
スネ4本から、赤身300gとスジ肉60gがとれました。
取り除いたスジは圧力鍋で煮込むと、まろやかなダシがとれ、軽く脂が浮いてました。
コンソメを足してゼリーを作りました。 ◇◇◇蝦夷鹿スネ肉とイベリコ豚のパテ・ド・カンパーニュ◇◇◇(直径15cm位) 【パテ】
◆蝦夷鹿スネ肉(赤身)・・・・・・300g
◆イベリコ豚赤身挽肉(粗挽)500g・・・・・・1袋 ◆イベリコ豚の背脂・・・・・・70g(10gは細切りでパテの上にトッピング用) ◆玉ねぎ・・・・・・薄くスライスしてキツネ色になるまで炒めておく ◆ニンニク(微塵切り)・・・・・・1片 ◆パン・ド・カンパーニュ・・・・・・50g(水で湿して崩しておく) ◆ごえんの塩・・・・・・小4 ◆マデラ酒・・・・・・大1 ◆コショウ・・・・・・少々 ◆卵・・・・・・大1 ◆ジュニパーベリー(軽く潰して細かくする)・・・・・・3粒 ◆ローリエ・・・・・・4枚 1日目 スネ肉のスジを除き、赤身を1cm×2cm位に切り分け塩小1とコショウを混ぜて、イベリコ豚の背脂は1.5cm位の大きさに切り塩小1て混ぜて冷蔵庫で一晩寝かせる。 イベリコ豚赤身挽肉も塩小2とコショウ、マデラ酒を混ぜて同様にする。
2日目
イベリコ豚挽肉を練って粘り気を出し、玉ねぎと卵とニンニクとジュニパーベリーとパン・ド・カンパーニュを混ぜてボールにたたきつけてパテの空気を抜きます。 (冷たく冷やして、手の温度でパテがダレないようにしてください)
直径15cmの型に入れてイベリコ豚の背脂とローリエをトッピングし、160度の湯煎のオーブンで70分焼きます。(←目安にしてください)
とり出して重石をして一晩寝かせます。 【コンソメゼリー】
◆蝦夷鹿スネ肉(スジ)・・・・・・60g
◆顆粒コンソメ・・・・・・大1 ◆ゼラチン(同量の水を吸わせておく)・・・・・・大1 ◆プリーツレタス、甲斐路葡萄・・・・・・適量
スジ肉と1Cの水を鍋に入れ沸騰させアクをとり、蓋をして圧力を5分かけて自然放置した後、漉して再度火にかけて温めコンソメを入れて火を消し、ゼラチンを混ぜて冷蔵庫で固めた後、1cm強の角切りにします。
◎イベリコの脂身は、すっーと口の中で溶けて違和感なくいただけました。 イベリコ豚の赤身と蝦夷鹿の赤身と赤身のパテで脂身なしですが、 パサつかず、しっとりと焼け、両方の肉の力強さを感じました。
◎空気抜きの時、たたきつけるのが足りなかった為、パテに空洞が残ってしまいました。
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