業務用食肉の輸入・卸を行う（株）グルメミートワールド。イベリコ豚やビゴール豚などさまざまな豚肉を扱う同社が今、いちおし商品としてすすめるのが、スペイン「カサルバ」社の生ハム。販売会社の（株）ディバースとともに、日本人向けに選出した商品だ。カサルバ社は、スペインの北部ブルゴスからさらに30km北に向かった、標高1100mの場所にある、小生産者。寒暖の差が厳しい気候を生かし、じっくりと熟成することで、まろやかな塩分とコクのある甘みに仕上げている。なお加工肉は、三ツ星レストランやパリの高級食料品店「フォション」でも採用されている。

産地：スペイン・カスティーリャ・レオン州ブルゴス
部位：モモ

カサルバ社の生ハムの中でも、40ヶ月間熟成の最高級品で、スペインの三ツ星レストランオーナーのマルティン・ベラサテギ氏も愛用する、イベリコ豚の生ハム。「寒暖の差の厳しいブルゴスの気候によって、生ハムに塩気がじっくりと浸透していき、甘みとコクのある味わいを生み出す」と言う。
1本約10.5kg。　1万3500円/kg

産地：スペイン・カスティーリャ・レオン州ブルゴス
部位：モモ

ほのかなスモークの風味がきいたクセのない上品な味わいで、濃厚な甘みとマイルドな塩気が特徴の白豚の生ハム。噛むほどにチーズにも似た風味が感じられるという。なおカサルバ社のハモンセラーノは、ハモンイベリコと同じ製法をとり、手作業で作られている。
1本約10kg。　4500円/kg 　スモーク風味をつけていない製品も揃える。