生キャビア(シベリアチョウザメ)【フレッシュ・キャビア】5.00 (8件のレシピ) |
投稿者: 東京都 shiki様 投稿日付:2013/07/19 10:09 | ||
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いよいよ大事なお客様が来る前に、一度キャビアを食べてみることになりました。 二つのやり方を試してみることに。 一つは王道そば粉のクレープ(ブリニ)を焼いて、サワークリーム、刻み玉ねぎ、刻み茹で卵、 レモン、生ハーブのディルで決定。 もう一つはホタテと生サーモンをコブ〆にして身を引き締めた後、薄くそぎ切りで ミルフィーユのように重ねた上にキャビア乗せ。 よし作ってみよう! 作り方ブリニは(直径5cmで15枚以上)、 そば粉80g小麦粉50g、こさじ塩4/1ずつをよく混ぜる。 100ccの40度に温めた牛乳を用意して、ドライ・イースト2g、こさじ砂糖4/1を入れて 上の材料と混ぜ合わせて30分ほど発酵させる。卵一個卵黄と、とかしバター30gを入れて さらに混ぜて、最後に卵白を固めに泡立ててこれに加える。
細かい刻み玉ねぎ4/1を水煮さららしてから、ペーパー・ナプキンで絞り辛みを取る。 堅茹で卵一個を黄身と白身に分けて網目を通して細かくする。 ホタテと生サーモンを数時間前からコブ〆にして身を引きしませたら、薄切りにする。 サイズを合わせた器でかたどり丸く切って交互に重ねる。 お皿にすべてを乗せて、ブリニにサワークリームを少しつけて、ディルを飾り、 玉ねぎやゆで卵をちらして黒コショウとレモをかけて完成!
感想レモンを絞りブリニに乗せたものを、口に入れたら、、、、 20歳そこそこでマドリードから行った初めての貧乏学生のパリ旅行。 伊丹十三のエッセイであこがれていたマドレーヌ広場のキャビア・カスピアという 超高級キャビア専門店の前に行き、店にも入れず3万円のトラベラーズ・チェック(時代を感じます)を 握りしめて、30分ほど行ったり来たり(笑)、 結局入らずに本業関係の楽譜屋さんに走った記憶が蘇りました。 あの時に食べていたら、こんな味だったのか! 塩気と一緒に口に広がる海のコク。ブリニも一層甘く感じられてデイルの香りが鼻に抜けます。 今日はシャンペンが用意できなかったので高級白ワイン(マシス2011)を開けましたが やはり、素晴らしく良く合います。サーモンとホタテはコブ〆したおかげで、すっきりと水気が抜けて キャビアの味も引き立ち、こちらも中々の出来でした。 一つの食べ物で食べれなかった30年前の記憶が蘇る事がある、 これを体験させて貰っただけで大感激です。(流石に何度かパーティなどで食べましたが、 ここまでの印象は今まで一度もなかったです) 今回色々な意味で、このキャビアは本当に特別な食材になりました。 ありがとうございました。 | ||
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