何度か購入している鹿ロース肉。
素材が良いので、出来るだけ余計なことをせずにシンプルにいただく方が良いかと思う食材。
今回は春っぽく鹿ロース肉を調理してみました。
Ⅰ鹿肉の準備をする
①鹿肉の被膜を取り除き、表面にオリーブ油を塗ってタイムを乗せてラップで包む。
②冷蔵庫で半日ほど寝かせてタイムの香りを移す。
Ⅱソースの下準備をする
①鍋に赤ワイン200ml、ポートワイン50mlを入れて強火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばす。
②弱火で50ml程度まで煮詰め、フォン・ド・ヴォー100ml程度を加えて、中火で半量程度まで煮詰めて赤ワインソースとする。
③イチゴをミキサーでピュレ状にする。
④赤ワインソース40ml程度、③のいちご、ハチミツ、シェリー酒ヴィネガーを鍋に入れて軽く煮詰め、塩、こしょうでソースの味を調える。
※ハチミツとシェリー酒ヴィネガーで、イチゴの甘酸っぱさを表現する
Ⅲ仕上げる
①鹿肉を調理する1時間ぐらい前に温かい場所に出しておく。
②鹿肉のタイムを取り除き、塩、黒コショウをふりかけて、グリヤードで焼いていく。
※出来るだけレアに、中心まで温まるように焼いていく
③鹿肉が焼ければ温かい場所で保温してからカットし、お皿に盛り付ける。
④ソースを流して仕上げる。
鹿肉のグリエ いちごのソース
春っぽく、付け合わせには、新じゃが、アスパラガス、イチゴを使いました。
シンプルに調理したものですが、本当に美味しくいただけます。
良い食材を使っているので、余計なことをしないほうが美味しく頂けると思います。
鹿肉には甘酸っぱいソースが良く合います。
鹿肉といえばブルーベリーが定番な感じがあるけど、お家にあったイチゴが傷みかけていたので使ったのですが、美味しくいただけました。
フレッシュのイチゴだけだと甘酸っぱさが上手く出ないので、ハチミツとシェリー酒ヴィネガーを使って甘酸っぱさを表現したのが功を奏して良く仕上がりました。