イベリコ豚バラしゃぶしゃぶ&イベリコ豚ロースしゃぶしゃぶで《イベリコ豚のしゃぶしゃぶ》を堪能しました!
1頭のイベリコ豚から異なったおいしさがを楽しめることができました。
同じ『イベリコ豚』なのに部位によって肉の色、肉質、触感、香りが異なります。お皿の右側できれいなピンク色、ピンク色の肉のなかには細かく〝サシ〝が入っているのが「ロース肉」、左側の鮮やかな赤い色の赤身と対照的に白く見えて厚みのある脂が印象的な「バラ肉」です。(写真上)
ロース肉はしっとりして噛まなくても良いくらいやわらかさで『イベリコ豚』独特の香りがほのかにします。バラ肉は鯨のおばけのような輝きのプリプリの脂肉はロース肉よりもナッツ系の香り強く感じられます。スタンダードにいただくならロース肉をちょっと冒険していただくならバラ肉がよいかと思います。(写真中)
お肉と野菜ををしゃぶしゃぶしてお肉のおいしさをいただき、『イベリコ豚』の旨味がたっぷり出た汁で野菜をしゃぶしゃぶすれば、いつもいただいている野菜もおいしさがアップします。クセがある野菜はまろやかになり、クセがない野菜は存在感を主張しているようです。
最後の締めくくりにお肉と野菜のにエキスたっぷりの汁にご飯をいれて〝おじや〟にすれば、『イベリコ豚』を3回楽しめたような気がします。(写真下)
〝しゃぶしゃぶ〟という料理は『イベリコ豚』のおいしさを300%に引き出してくれる料理だと思います。
【材料】
◆イベリコ豚バラしゃぶしゃぶ・・・・・・250g
◆イベリコ豚ロースしゃぶしゃぶ・・・・150g
◆にら・・・・・・・・・・・・2束
◆えのき・・・・・・・・・・200g
◆みつば・・・・・・・・・・5束(おじやの青み分を含めて)
◆白ゴマ・・・・・・・・・・少々
◆あごのだし・・・・・・1パック
◆みりん・・・・・・・・・・大1
◆酒・・・・・・・・・・・・・・大2
◆500万年前の塩・・・小2
◆炊いたご飯・・・・・・1合分
◆白ごま・・・・・・・・・・少々
◆ゆずぽん酢・・・・・・適量
【作り方】
1.野菜を水で洗い、にらとみつばは6cm位、えのきはいしずきをとって8当分して皿に盛ります。
2.鍋に熱湯3Cを入れ、あごのだしをいれて5分位煮て取り出し、調味料のみりん、酒、500万年前の塩を混ぜます。
3.クツクツと煮立った鍋に野菜、お肉をしゃぶしゃぶしてゆずポン酢でいただきます。
4.最後のおじやを作るときは、鍋にあるアクをとり500万年前の塩(分量外)で味を整えて、炊いたご飯をいれてクツクツとご飯がしてきたら、みつばをいれます。お茶碗によそってから白ごまをかけておじやができあがりです。
★おじやは相当の脂分がありましたが、〝サラッ〝として脂っこくないんですよ。
★おじやにゆずぽん酢をかけていただくと違った(もっとさっぱりした)おじやの味が楽しめます。
★「にら」「みつば」のクセがある野菜とくせのない「えのき」の3種をたっぷりと使い、ゆずぽん酢でいただきました。