牛スジ1kg【万能煮込み用食材!】

5.00 (54件のレシピ)

投稿者: 東京都 Yukky様  [レシピ]
投稿日付:2008/10/18 19:01

アタシにとってコレはとっても興味深い謎めいた食材でした。だって召し上がった皆さんの評価がとても高い!しかも1キロも入ってたったの880円。・・・よしチャレンジだ!と購入ボタンをポチ。

我が家にでっかい塊がやってきました。調理前の牛スジを見るのはこれが初めて。外ご飯でしか見たことがありません。ふ~ん。こういうもんなんだ。ふむふむ。とりあえず解凍して下茹でとやらをやってみて、最終目標は赤ワイン煮だ!と鼻息も荒くお料理スタートです!

1.下茹での下茹で(茹でこぼし)
大きなお鍋にお湯を沸かし、一キロをおそるおそるドボン。五分もしたら大量の灰汁がぶくぶくとあがってきました。ひえっ。こーゆーもんなんだ。ざるにあけて水でよく洗います。

2.下茹で
生姜のスライスとネギ(青いところがなかったので今回は白いところで)と日本酒たっぷりを入れて二時間ほどコトコトします。ここで食べる日前日の作業終了とします。このままお風呂状態で就寝。筍の下ごしらえみたい。気になる臭い匂いは全然しません。ここまで成功?

---翌朝予想外の展開!---

朝起きてお鍋を覗いたら上の方にはうっすらと脂が浮き、その下には透明なスープが見えます。とりあえず脂を取り除きさらに1時間コトコト。・・・めちゃめちゃいい匂いがしてきます!これって下茹でだよね?でもこれってスープ? 器の下に500万年前の塩を入れ(よくしゃぶしゃぶ屋さんで作ってくれるきしめんスープの要領)一口すすってみる。わお~デリシャス!これはこのまま煮込み用のブイヨンとして採用決定です!うっかり捨てちゃうところでした。

---では煮込み開始---

3.赤ワインで煮込みます。
オージービーフということであれば当然ワインもオージーでいきましょう。こういうマリアージュ大好き。ルクルーゼに赤ワイン1本をどぼどぼ入れて、1/3くらいの量になるまで煮詰めます。アルコールが抜ける前に匂いでも嗅ごうもんならむせるので注意です(←わかっていながら毎回やってしまうアタシ)。ここでとっておき下茹で汁・・・もとい「フォンGyusuji」と一口大に切った牛スジを入れて1時間ほど煮込みます。コクが出るかな?と思ってドライトマトも数個入れてみました。ソースたっぷりな感じにしたかったので市販のデミグラスソースも500グラム程度入れてさらに30分コトコトです。

はい、これで完成。今日の居酒屋Yukkyのお客様は5人。アタシも含め6人だったので一度の取り分けで全て完売。ビストロ風にマッシュポテトも添えて、それはそれはステキなレストランのようなお味になってくれました。こんなにリーズナブルなお肉なのにね♪そして下茹での汁が「フォンGyusuji」として使えるなんて、コレってホントにすごい!

スジって捨てるところが多くて、実食できる部位は少ないのかなと思っていたのだけど捨てるところなんてどこもなく、プリプリのゼラチンが赤ワインソースによく絡んでワインがどんどん空いてしまった楽しいパーティとなりました。

で、恒例居酒屋Yukkyの翌日、「オーナー賄い」もちょっと紹介。
ルクルにソースが残っていたので(お肉は全くなし)、冷凍庫にあったグルメミートワールドさんのジューシーハンバーグで煮込みハンバーグを。これも同じオーストラリア出身、合わないわけがなく、またまたマリアージュだと一人悦にはいってました♪

皆さんの評価、身をもって実感。ホントすごい食材です、コレ。



商品の評価:★★★★★
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