質問者: ミケノラ様 質問日付:2015/07/12 11:00 | |
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Q ☆初めての生ハム原木購入について気温などの点を踏まえて質問です。はじめて生ハムの原木の購入を検討しています。イベリコ・ベジョータに興味がありますがハモン・セラーノレセルバ等も良いように感じています。日本では今は夏ですので低温で油が溶けるイベリコの原木は夏場は室温(30℃超え)で保存できますでしょうか?25℃を切らないと日本の高温多湿環境では厳しいでしょうか?冷蔵では結露によるカビが問題となるとのことですが冷蔵庫は今のところ余裕があるのでオイル等でケアしながら冷蔵保存した方が良いでしょうか。(家族はいますがたまにしか家族はいない・食べないので原木がなくなるまでは1年くらいかかるかもしれません)夏場には常温保存は適さないとのことであれば冷蔵便で発送されるとのことですので今買って冷蔵保存し涼しくなってから常温にして開封・使用開始した方が良いでしょうか。それとも秋頃まで待って、使用直前に購入が良いでしょうか。是非教えてください。 |
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A ☆生ハム原木の件で、お問い合わせありがとうございます。生ハム購入をご検討頂きまして誠にありがとうございます。 順にお答えさせて頂きます。 1)日本では今は夏ですので低温で油が溶けるイベリコの原木は夏場は室温(30℃超え)で保存できますでしょうか?25℃を切らないと日本の高温多湿環境では厳しいでしょうか? 大丈夫ですし、飲食店の皆様や個人のお客様は夏場でもご購入して頂いております。本国のスペインでは40℃を超えても常温で流通保存しております保存食でございますので、日本に置きましても夏も常温保存をおすすめしております。ただし極端に湿気の多いところでの保存はカビの原因になりますので、生ハムを蒸らさないようにしながら風通しの良いところでの保管をおすすめしております。 2)冷蔵では結露によるカビが問題となるとのことですが冷蔵庫は今のところ余裕があるのでオイル等でケアしながら冷蔵保存した方が良いでしょうか。 結露の原因は急激な温度差ですので、冷蔵庫に入れたり出したりの頻度が高い程結露も発生し、品質低下の原因になりますのでおすすめ致しかねます。常温での保存をおすすめいたします。 3)夏場には常温保存は適さないとのことであれば冷蔵便で発送されるとのことですので今買って冷蔵保存し涼しくなってから常温にして開封・使用開始した方が良いでしょうか。それとも秋頃まで待って、使用直前に購入が良いでしょうか。是非教えてください。 気温の高い夏はおっしゃる通り脂の溶け出しは多いですが、乳酸菌の動きも活発ですから熟成も徐々に進み味わいの違いをお楽しみ頂けるかと思います。ただ、どの季節にカットをスタート頂きましても切り口から徐々に乾燥が進んで参ります。 硬くなった部分も蒸留酒のあてに良いものですし、お料理にお使い頂くなど美味しく召し上がって頂けるかと思います。 まずは重量の少ない小さめのハモンからお試し頂くのもよろしいかと存じます。 またご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さいませ。 何卒よろしくお願い申し上げます。 | |
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