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幅広い料理と合うベンハミンワインを検証する〜懐石料理とのマリアージュ〜

京都・ミシュラン星付きの日本料理店『櫻川』

木屋町櫻川 (さくらがわ)
京都市中京区木屋町通二条下ル上樵木町491 1F
TEL:075-255-4477 
水曜定休

京都にある日本料理「櫻川」様は、 1978年創業、カウンターで楽しめる割烹をコンセプトとした京料理のお店です。京都のミシュランガイドが作られた2010年から現在まで星を取り続けています。旬の食材を活かしたコース料理は、国内外で高い評価を得ています。今回はワインの営業もかねて、まずは手頃な価格帯で和食に使えそうなものをチョイスし、検証も兼ねての本格的な懐石試飲となりました。
※現在櫻川様では、プレディカドールの赤白を初め、マシスなどのワインをお試しで入れていただいておりますので、こちらのワインを楽しむことができます。

日本酒とは違う和食とワインのベストマッチ

2015年4月、弊社のワインと和食を合わせる機会がありました。皆から聞いていた通りの素晴らしいマリアージュでした。

まずは、オーガニック農法で造られた口当たりがやわらかで、少しふくよかなボディを持つカバ 「ベガ・メディエン・エコロヒコ」からスタート。料理長の山本様からは和食に合わせるには少し泡が強いのではというご意見を頂きました。しかし、最初に出 た「平貝とアスパラガスのオニオンドレッシングサラダ仕立て」と「竹の子の木の芽和え」は、エコロヒコが持つふくよかさとよく合う印象を持ちました。その後のメインの魚料理にも合わせられたので、和食にも勧められるカバだという認識を持つことができました。

マシスは魚料理に合うことはよく知られているので、今回多くの料理と合わせることができました。その中でも「鯛の白子」「ツブ貝とポン酢ジュレ茗荷の酢漬け添え」が印象に残りました。特に、2品ともに使われていたポン酢、そしてツブ貝に添えられていた茗荷といった日本特有の薬味に合うということに驚きました。今後もマシスと和食のマリアージュにはどんどん挑戦していきたいです。

そしてプレディカドール・ティント(赤)とブランコ(白)。この2本があれば、和食も含め全ての料理に合わせられると言われているので、この2本も持って行きました。 実際に試したところ、本当に2本で合わせられるという確信を持つことができました。白で合わなければ赤、赤で合わなければ白、そして赤でも白でも合うといった感想を全ての料理で持つことができました。

白に合う料理として、天ぷら、鯛の子が挙がりました。揚げ物、椀物といった日本の伝統的な料理とのマリアージュは、まさに日本酒を彷彿させるものでした。
次に赤に合う料理として、「赤貝とネギの味噌和え」「炙りカラスミ」が印象的でした。赤貝、カラスミ共にプレディカドール赤と合うと聞いていたものの、実際に試すと本当によく合ったので、初めて赤と和食のマリアージュを実感できました。

そして、赤白ともに合ったのが「鮪とあぶらめの刺身」でした。赤と醤油が合うのは想像できましたが、このプレディカドールは白でも醤油に負けず、より美味しさを引き出した印象がありました。

日本料理には日本酒が合うから、ワインは必要ないのでは、という声を聞くことが多々ありました。しかし今回の経験を通して、ベンハミンのワインと和食のマリアージュは、日本酒とは違う感動を与えてくれるということを再認識することができました。

プレディカドール赤白、この2本で和食は楽しめる

和食にワイン?魚に赤?合わないんじゃない?と思う方もいらっしゃるでしょう。いえいえ、ベンハミンのワインは合います。知る人ぞ知る赤坂の高級フレンチ料理店では、様々なお刺身とコンタドールが合うということを思い知らされました。フランスワインに精通したオーナーご夫妻も銀座「ほかけ」さんに「最強の2本」 と言って、コンタドールとプレディカドール・ブランコを持ち込み、寿司とワインのマリアージュを楽しんでらっしゃいますし、お客様も次々と持ち込むように なったとお聞きしております。また私自身良く利用させて頂いている鬼怒川のこだわり創作和食の宿でも、和食とプレディカドール赤白とを合わせて、その相性の良さはわかっていました。

しかし、全ての料理に赤白どちらも合うか?というとそれも違います。やはり合う、合わないはあります。今回は櫻川さんの素晴しい京料理を最大限に楽しむには?と考え、始めからグラスを3つずつ用意して頂き、それぞれにマシス、プレディカドールの赤と白を注いで、全てのお料理に3種のワインを合わせてみました。

良 いマリアージュの時には、ワインとお料理双方の旨味が増して口の中に甘味が広がりますが、グジ(甘鯛)のお椀とアブラメのお造りとプレディカドール白がまさにそうでした。プレディカドール白は殆どのお料理と相性が良く、改めてこのワインの許容範囲の広さを感じた次第です。

プレディカドール赤が白子やマグロと相性が良いのは、フレンチやスペイン料理で承知していましたが、ポン酢仕立ての白子はどうなの?と興味津々でした。が、これもやはり合うのです。刺々しさのない上品なポン酢だからというのも味方したでしょう。そして面白かったのが、くちこ(ナマコの卵巣)とからすみとウニ。相性の悪い赤ワインだったら、これらの食材と合わせたら口の中が恐ろしいことになります。前述した赤坂のフレンチ料理店で頂いた、コンタドールとからすみの相性は素晴しいものでしたが、プレディカドール赤との相性の良さも再確認することができました。

テンプラニーリョが主体のベンハミンの赤ワインは、フランスのボルドーよりも柔らかで、料理に合わせやすい特徴があると思います。今回、櫻川さんであらためて感じたのは、プレディカ赤白はお料理の許容範囲がより広く、この2本があれば京風懐石料理とのマリアージュを十分に楽しめ、さらに日本酒や焼酎とはまた次元の違った満足感を得られるということです。テイスティングして、お店に置くことを即決して下さった店主も、ご自分のお料理に合うことを実感下さったのだと思います。ワインと和食、さらなる美味しさの世界を皆さまにおすすめして行きたいと思います。

お料理を台無しにするドリンク選びにご注意!

世界無形文化遺産に登録され、世界からも和食が注目されています。 そんな中、日本内外からやってくるお客様のニーズに併せ、ワインをドリンクリストに加えられるお店が増えています。料理雑誌などのメディアも「和食に合うワイン」という特集を組み、その“相性の良さ”を打ち出し、ブームに拍車をかけています。とはいえ、いろいろとお客様のお話を伺う中、そこにはあまり知られていない落とし穴も隠されていることがわかってきました。それは「お料理を台無しにするドリンク選び」というのがあることです。

これは和食に限った話ではなく、たとえば魚介類と相性の良くないワインが出会ってしまうと、お客様はワインが美味しくないとは思わず、料理が美味しくない!ばかりか、鮮度の悪い食材を使っていると思ってしまいます。逆にワインとの相性が良いと、料理がより美味しいし、ワインのセレクトも良い!となります。

今回、櫻川様でベンハミンのワインとお料理を味わわせて頂き、和食におけるドリンク選びの重要性を改めて痛感し、また、ワイン選びに頭を悩まされている飲食店さんには、プレディカドールの赤白があれば、幅広いお客様のニーズとお料理に合わせられると自信をもってお薦めできます。その相性の良さが、最終的にお客様の満足度に繋がり、またその会食がいかに楽しいものだったかを図るバロメーターにもなる。こんな食の楽しいひと時を多くの方に楽しんでいただけたらという思いでお店を後にしました。こういったお客様満足度の高いお店がどんどん増えるお手伝いを今後もぜひさせていただきたいと感じております。

 
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