イベリコベジョータの生ハムミニブロックを使った２品目の料理です。

繊維に沿って縦にスライスしたものが表面の赤身と中の脂のサシが入った部分に

綺麗に分かれたので、赤みを千切りでソースに切りこみ,サシの部分は上に乗せてと使い方を分けて、

ひと手間かけたカルボナーラを作ってみました

生ハムのふわふわカルボナーラ

材料：２人前

イベリコ生ハムミニブロックを約100ｇ

お好みのパスタ（今回我が家は全粒粉のパスタ）200ｇ

モッツアレラチーズ60ｇ

卵二個

塩、黒コショウ

カルボナーラのソース（勿論手作りでも良いです）

牛乳1/2カップ

飾り用イタリアンパセリ

作り方

生ハムミニブロックを縦にスライスして、赤身の外側部分を千切りに脂の入った部分は

そのまま正方形の形で残しておきます。

卵二個を白身と黄身に分けたら、白身を泡だて器で良く角が軽くたつぐらいに泡立てます。

そこに二人前のカルボナーラソースと牛乳１/２カップを入れて、千切りの生ハムを

入れておきます。たっぷりのお湯に塩をひとつまみ入れてパスタを茹で始めます。

パスタはアルデンテで茹であげますが大体茹であがりの1０秒前ぐらいから

フライパンを強火にかけて先ほどのソースを投入します。

（ソースに火が通りすぎると白身のスクランブルエッグみたいになってしまうので要注意です！（笑）

ソースと硬めの茹で上げパスタがじゅ～というぐらいで、フライパンの中で素早く

絡めていきます。

ここからはスピード勝負。絡まったパスタだけをパスタトングで回転させながら

少し立てるようにお皿に盛りつけてソースをドーナッツ状にかけます（真ん中に黄身を乗せるために）

用意しておいた生ハムと黄身を乗せて黒コショウをかけてイタリアンパセリを飾ったら出来上がりです。

お熱いうちにどうぞ！

感想

目玉焼きで前に試してみたので、泡立てて軽く火を通した卵の白身と生ハムの相性はバッチリです。

今回はこれにカルボナーラソースが濃厚に絡んでいますが、

味と香りは正真正銘のカルボナーラ、そして食感がフワフワしているのでまるでとろろのようです

パスタも全粒粉の少しザラザラした食感を使用したので、ますますフワフワ度がアップしてます。

白身を泡立てる最大の魅力は勿論食感でしたが、この料理法で調理すると生ハムの香りが中に

閉じ込められて、食べるたびに鼻に抜けるのが素晴らしいのです。

ここで初めて黄身を割りソースに混ぜ込むと、、。濃厚ですが泡立てたおかげで

食感がしつこくありません。たまにレストランで、フォークで持ち上げるのに大変な程ヘビーなソースも

ありますが（あれはあれで美味しいのですが）これは君を混ぜ込んで丁度よいくらいです。

そして中に混ぜ込まず上に置いたベョータの生ハムがパスタの熱でほんのり

脂身が透き通り、それに黄身とソースをからめて食べると最高です。

パスタ料理には珍しくお皿の中で生ハムに黄身を使ただけ、生ハムにパスタを絡める

ソースと生ハムのみなど、食べ方にバリエーションが出るのが特に気に入りました。

皆さんにもお勧めの料理法です！