「ラムテンダーのカリカリポテト包み焼き」を作りました.ラムテンダーの柔らかさとカリカリのポテトの食感が素敵でした.
このお料理は,グルメミートワールドさんのトップページ最下部にも載っている,旭屋出版『仔羊料理大全』(p. 35)を参考にして作りました.
①ラムテンダーを氷水で解凍し,塩とコショウを振ります.肉の表面の白っぽいスジは,柔らかい食感を台無しにするので,きれいに取り除きましょう.
②ポテトはスライサーで薄切りにした後,包丁でごく細い千切りにします.ポテトのデンプン質が衣の「接着剤」になるので,水にはさらさず,ふきんでぎゅっと絞って水分を切っておきます.(分量は,ラムテンダー1本につき,小さめのポテト1個くらい.)
③巻き簀にふきん(またはラップ)を敷いて,先ずポテトを均一に敷き,次に卵白にくぐらせたラムテンダーを乗せ,巻き簀で巻きます.力を入れてしっかりと巻くのがポイントです.
④ポテトの衣がぱりぱりカリカリになるよう,フライパンでソテーします.澄ましバターを使うと,ポテトにきれいな焦げ目がついてカリカリに仕上がります.衣に美味しそうな焦げ色が付くと,ちょうどフィレもミディアムに仕上がるようです.
⑤焼き上がったら数分間休ませ,肉汁を安定させてから切り分けて盛りつけます.
⑥ソースは,バジル,E.V.オリーブオイル,すり下ろしたニンニク少々,塩,コショウ,ケーパー(酸味を出すため.なければ白ワインビネガーでもよいと思う)をミルサーでミックスしたバジルソースにしました.(ちなみに本のレシピでは,タプナードソースになっていました)
とっても柔らかいラムテンダーだからこそ,このお料理が成立するのですね.
ポテトのパリパリ・カリカリ感と非常にジューシーなラムテンダーの組み合わせが,予想外の美味しさでした.レストランでいただくようなお料理が,自宅で比較的手軽に出来たことに喜んでいます.