わーいわーい鹿さんだー。
食いしん坊の私たち夫婦が、肉の中でいちばん好きなのが鹿さんです。
軟らかい、スジがない、脂がなくてさっぱりしているのに、旨味成分がすごく多い。
もちろん臭みは少しもなく、上等なお刺身のような。
お刺身と違うのは噛めば噛むほど旨味が強く広がること。
ワインにも日本酒にもびったしで、とにかく大好き。
猟ものも、養殖の鹿も食べたことがありますが、スジっぽいことも少なくありません。
グルメミートさんの鹿は、軟らかくてスジもなく、とっても素晴らしいですね。
叩きですから、わさび醤油かなあ、と漠然と思っていましたが
夫がにこにこしながらチリ2004年ヴィンテージの赤を出してきたので、
庭からルッコラとほうれん草の若芽を摘んできてサラダ風に仕上げました。
=== 作り方 ===
オリーブオイルでニンニクオイルを作り、さらし玉葱と合わせ、
ソースは赤ワインとバルサミコ、おろしニンニクと醤油を合わせ一煮立ち。
お皿にオイルを合わせたさらし玉葱盛り、切り分けた鹿叩きを。
上からルッコラ、ほうれん草を盛り上げ、ソースをかけます。
ニンニクチップを飾ってできあがり。
苦みのつよーい庭ルッコラと、辛甘の玉葱におろしニンニクの旨味、
バルサミコの甘味とほのかな酸味、ローストニンニクの香ばしさが、
渾然一体となって、鹿の旨味を引き出します。
強いソースなのですが、この鹿の旨味はまったく負けていません。
ベリーの香りとかすかに干しぶどうの風味があるワインとの相性はぱっちり!!
はーっっっ、おいしかった。
鹿叩きの一本は小さくみえますが、ものすごく満足感があります。
あ、後日、さっぱりとわさび醤油でもいただきました。
これは日本酒で。やはり口の中で旨味が大爆発!!
うっとりさせていただきました。本当にご馳走様でした。