エゾ鹿肩バラ(蝦夷鹿)【肉と脂の美味さ堪能ジビエ】

5.00 (15件のレシピ)

投稿者:B 東京都 マンボともぞう様  [レシピ]
投稿日付:2012/09/03 14:10

 届いた鹿のバラ肉は想像以上に薄く、さすが野山を駆けまわると、一番脂肪がつくところも少なくなるんだなあと、我が肉体と比べて妙な感心をしてしまいました。とはいえ、赤身と脂肪が綺麗な層をなしていて、いかにも煮込み料理向けの風情。今まで食べたことがある鹿はというとフィレやモモなどの脂肪がない部分ばかりでしたので、脂の味に想像がつかず、とりあえず煮込み用に大きめのブロックに切ってソテーしてみると、漂う香りはとてもミルキーで、まるで上質のラムのよう。これはイケそう。というわけで、安売りで大量購入したのを自宅で干したマッシュルームで香りを加えて、野性味を活かしたビール煮です。

 

【材料】

蝦夷鹿バラ肉 1パック

玉ねぎ 1個

ドライマッシュルーム 10個

ビール 350cc

ブイヨン 1個

にんにく 1かけ

トマトペースト 大さじ1

ローリエ 1枚

タイム 1枝

塩、コショウ 適量

バルサミコ酢 大さじ1

ヴィンコット 大さじ1

粒マスタード 大さじ2

 

【作り方】

1 肉を大きめブロックに切り、油を敷かないフライパンを熱したところに入れ、しっかり焼き目をつけ、シチュー鍋に取る。

2 1のフライパンに残った脂で薄切りの玉ねぎとみじん切りのにんにくを色づくまで炒める。

3 シチュー鍋に玉ねぎも加え、ビールを注いでトマトペースト、ブイヨン、ハーブ、水で戻したドライマッシュルームを戻し汁ごと加え、1時間ほど煮込む。

4 バルサミコ酢、ヴィンコット、粒マスタードを加え、塩コショウで味を整えさらに30分ほど煮込む。

 

ドライマッシュルームで香りをプラスしたところがちょっと違う程度で、手順はいつものビール煮と同じです。

煮こんでもミルキーな風味は損なわれていません。トロトロに半ば煮崩れたお肉は、ラムや牛と比べるとやや繊維質で噛みごたえがあり、脂の風味と絶妙なハーモニーを奏でます。たっぷりのバターでソテーしたフジッリに絡めながら食べると、これげあまた最高。蒸したじゃがいもにも合いそうです。ジビエ好きの我が家には、牛肉よりも好きな味でした。まだまだ暑いですが、これから涼しくなってきたら煮込み料理がますます美味しい。きっとこの秋冬は大活躍してくれるお肉になるでしょう。


商品の評価:★★★★★
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1kgあたり3,500円
1個 平均1,014円

5.00 (4件)

VS5005F


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