結構勇気がいる料理の組み合わせ、それは生ハムと肉。

互いの良さを残した良い一品を試したく、今回は鳥の胸肉に巻き込んでみました。

 

イベリコ生ハム巻チキンロール

 

材料（2～３人前一皿盛り）

 

イベリコベジョータ生ハム、手切り小皿１枚分

鶏肉胸肉一枚（今回は特大です！）

ベイビーリーフ一袋

ミニトマト３個

ブラックオリーブの実６個

ミニピタパンブレッド（５個一袋）

縛り用タコ紐1ｍ

飾り用イタリアンパセリ

黒コショウ、オリーブオイル少々

 

作り方

 

まずは生ハムをカットして常温で慣らします。（勿論スライスパックもＯＫ！）

次に胸肉の裏側の両端を観音開きにカット（写真参考にしてください。

あまりも出ますが要は広げています）

広げた胸肉に生ハムをびっしり敷いていきます。

それをしっかりと巻き込んでタコ糸で縛り上げます。

これに黒コショウ振ったら、シリコンスチーマーに入れて電子レンジで

３分加熱、一度取り出してひっくり返して２分。

このまま粗熱を取り冷蔵庫へ入れて一晩寝かせます。

次の日に冷蔵庫から出してタコ糸を切り、お好きな厚みにスライス（今回は我が家は厚め）

ベイビーリーフとミニトマトを洗って盛りつけたら、ブラックオリーブの実を横に乗せて

パセリを飾って出来上がり。あえて全部切らないで、お客様が来たので足りなくなったら

切り足すことにしてこのままディスプレイしました。

まずはこのままオードブルとして頂くことに。

お客様が来る前にミニピタパンを解凍してオーブントースターで１分ほど表面を

カリッと加熱。真ん中から切ってお好みでオリーブオイルを垂らして

生ハムチキンサンドの出来上がり！

 

感想

 

いやこれ大ヒットです。

特にイベリコベジョータの初心者は，脂の乗り具合や溶け具合ですでに

少し尻込みする方もたまにいます。

ところが脂はチキンに良い具合に溶けだして、ひたすらさっぱりに仕上がりました。

中央の生ハムは塩分（この料理は塩使ってません）コク、旨みなどを

引き出して、食べた後にベジョータ独特のナッツの香りまで残してくれました。

何よりのカルチャーショックは、手でつまみ正式に食べるイベリコ生ハムは一度に

そんなに多い量を口に入れませんが、この料理は生ハムの香りの柔らかいチキンで

口の中が一杯になり、あっさりしているのにガッツリ食べている感があるのです。

フォークとナイフで切ってあぐあぐと生ハムの香りのするチキンを食べる有り得ない

快感とでも言いましょうか（食感も完全に同化して柔らかかったです）

勿論ビールにもワインにも合いました。

ミニピタパンも初めてこちらのサイトで購入しましたが、その可愛いい大きさと言い、焼いた香りと言い、

とても美味しくチキンロールを挟んで食べました。

そして、食後の極めつけの友人との会話。

「ねえ、この生ハム巻きのチキンロールいったいどこで売っているの？あたしも欲しい！」

「ハハハ！美味しかった？イベリコベジョータ生ハムを巻き込んだチキンロールなんてどこにも売ってないよ！」

「まさか！これって手作りなの」

「そう。」

「このミニピタパンは？」

「これは売り物（笑）あとで売っているサイトを教えるね！」