フエ・イベリコ・カサルバ、初めて購入しました。以前購入したモルシージャがすこぶるおいしくて、今度は白カビで熟成されたサラミがどんなのか凄く気になってました。うっすら白カビをまとって、水分が抜け、硬く引き締まった肉質がいかにもおいしそうです。モルシージャの時と同様、はじめは薄く切ってそのままお酒のおつまみとしていただいて、残りの一部をみじん切りにしてイタリア風のコロッケ、「クロケット・ディ・パテータ」を作りました。

■クロケット・ディ・パテータ　７個

・乾燥ジャガイモ粉　　６０g

・水　　１２０cc　　

・牛乳　　１２０cc

・バター　　１０g

・フエ・イベリコ　　４cmぐらい

・粉チーズ　　３０g

・塩　　少々

・胡椒　　少々

・薄力粉　　適量

・卵　　１個

・パン粉(細挽き）　　適量

■作り方

　１．水、牛乳、バターを鍋にかけ沸騰するまで温めます。

　２．沸騰したら、乾燥ジャガイモ粉を加え、よく練ります。

　３．マッシュポテト状になったら、みじん切りにしたフエ・イベリコと粉チーズ、塩、胡椒を加えよく混ぜ合わせます。

　４．荒熱が取れるまで冷まします。

　５．俵状に整形して、薄力粉を全体にまぶします。

　６．よく溶いた卵に浸け、全体にしっかりとパン粉を纏わせます。

　７．１６０℃の油で１分３０秒ほど揚げ、最後は１７０℃で２０秒揚げます。

　８．油をよく切り、お皿に盛り付けたら出来上がりです。

よく熟成されたフエは、噛みしめると旨味がどんどん溢れてくる感じで、ビール（と梅酒）にぴったりでした。常温になると脂が溶け出してくるほどで、さらりとしていて、くどくならずにどんどん箸が進んでしまいます。そんなフエが入ったコロッケも最高！本来はイタリア産の生ハムを入れるレシピですが、サラミが入ると何倍もコクがあって、高級レストランで出てきそうなお味。これはすごいなぁと感心してしまいました。４０cm近くあったフエも、あっという間にあと５cmぐらいになってしまって、明日にはなくなってしまいそうです（笑）