今日は大晦日。昨年の大晦日と同じく今年も　「合鴨骨なしもも肉」　で1年間の食事を締めくくりました。

昨年は醤油ベースのお鍋で。〆の蕎麦が最高でした。　

今年作ったのは酒粕を入れた味噌仕立ての鴨汁。味噌とも相性いいし、酒粕の独特な風味もよかったです。

まずは鴨肉の皮目をフライパンで焼いてじっくり脂をだしておきます。合鴨は取り出し、残った脂で根菜をしっかり炒めます。　

大根、ごぼう、ニンジン。たっぷりの根菜は鴨の脂でつやつや。しっかり旨味をすったところでだし汁に投入。柔らかく煮えたらお味噌（西京味噌と飛騨味噌、自家製の味噌をブレンド）を溶き、みりんでほんのり甘さを加えます。下茹でした里芋、合鴨、ネギ、白菜、キノコも順に加えて軽く煮込み、だし醤油で味を調えます。

根菜は柔らか～く、ネギや白菜はあえてしゃっきり食感が残るようにするとおいしいです。

冷え症な私は体を温めるためにすり下ろした生姜と、酒粕も加えてみました。とっても温まります。苦手なら味噌だけでも、合鴨からいいダシが出ているのでおいしいです。　鴨ほど個性的ではないけれど鶏とは違う風味としっかりめの食感があり、お値段的にも使いやすい食材です。

体だけでなく、おいしさに心もほっこり温まりました。