ラパン ホール 食用 ウサギ肉 骨付き丸1羽【鶏肉に似てコクのある味!】

5.00 (2件のレシピ)

投稿者:G 愛知県 パイコー様  [レシピ]
投稿日付:2015/03/30 18:16

いろいろとHPにあるお肉を見ていたら見つけたウサギ。そういえばもう何年も食べていないなぁと思ったら、我慢できなくなってしまいました。どれにしようか迷ったものの、キロ単価で一番お得なホールを注文することに。これならば、脚と胴体で2食分になるのでお得感もあります。

重さしか見ないで注文してみたところ、届いたラパンの長さにびっくり。ものすごく細長いので、幅40cmのうちの冷凍庫にはそのままでは入りません。仕方がないので、即日解凍&調理ルートへ。

久しぶりに食べますから、やはり最初はプルーン煮で決まりです。おばあちゃんの味としてフランスの定番家庭料理になっているレシピです。モモ(後脚)の部分は別にとっておき、後から調理します。

 

ラパンのプルーン煮 (Lapin aux pruneaux) 

  1. ラパン一羽は頭と四肢を切り落としてから、6ピースぐらいにぶつ切りにする。
  2. ドライプルーン300グラムを、ひたひたの白ワインにつけて1-2時間戻す。
  3. ココット鍋にバターとオリーブオイルを半々に入れ、ラパンに焦げ目をつけていく。
  4. いったん肉を取り出し、みじん切りにした玉ねぎ1個分とダイス状に切ったパンチェッタ端1枚分を炒める。
  5. ラパンを戻し、ひたひたになるまで白ワインを注ぐ。ホワイトペッパーをホールで何個か足し、ローリエの葉とエルブドプロヴァンスも加える。
  6. 沸騰したらあくを取り、中火で蓋をして20分煮る。
  7. 20分後、戻しておいたプルーンを白ワインごと入れ、更に15分から20分煮る。
  8. いったん火を止めてから塩加減を調節し、なじませる。
  9. 温めなおし、サーブする前に煮汁(ソース)のとろみを確認する。薄いようであれば、肉を取り出して更に煮詰める。
  10. サービス用の大皿の中心に肉を盛り、周りをプルーンで飾る。ソースは別にしておき、個別に盛りつけた後にかける。

 

感想:

超久しぶりのラパンです。フランス語圏でしか食べたことがなかったので、冷凍肉は多分初めてです。届いた肉は真空じゃなかったので表面に軽く霜がついて居ましたが、全然パサついて居なくて、これなら十分においしくいただけます。

家庭料理では煮込みで供することが多いラパン。フランス人はいつも骨が多いと文句を言いながら食べるのですが、それでもやめられないのは、淡白ながらも家禽類とは違う四つ足の肉の旨みが癖になるから。

お肉はたっぷりとソースを絡めたうえで、プルーンと一緒に食べる方がお互いのおいしさが引き立ちます。甘酸っぱいプルーンは、ふっくらとうまみを吸い込んで、ドライの時よりも数倍美味しくなっています。ラパンは、煮込んでいる間にプルーンの色素でレンガ色に染まり、フルーツの香りも染み込んで穏やかにまとまっています。サーブするときは、パスタやライスなどと一緒に供しても良いと思います。作り方は比較的簡単ですし、定番になっているのも納得のおいしさなので、一度是非試していただきたい一品です。ホールが面倒であれば、別売りの背肉のところだけを使って作るのもありだと思います。その場合は、1本あたり1-2人前見当で使います。

うちの場合、冷凍庫の容量的に買い置きはできないことが今回わかったので、ホールは特別な時だけ注文することになる気がします。幅一メートルぐらいある専用冷凍庫や大型冷蔵庫をお持ちのご家庭なら、ホール買いもありだと思います。


ぶつ切りにしたラパンを炒めます


煮込み途中でプルーンを追加


大皿に盛りつけます


いただきます

商品の評価:★★★★★
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