初めて手にしたウサギの背肉。..ふたつ入っていたので[うさぎのビール煮]と[うさぎのワイルドライス詰め]を作りました。
肉は、両方とも開きながら、骨をペティナイフで取り外します。詰め物用の肉は破けないように慎重に。結構細かい骨もあるので取り除きます。[ワイルドライス詰め物]用の肉は厚みのある部分を開いて、筋切りします。タイムとセージでマリネして冷蔵庫へ。
[うさぎのビール煮]
もう一つの肉.ばらした骨2本と肉3カットに500万年前の塩と胡椒をして中火でソテーします。全面に焼色が付いたら、ビールを加えます。
*ビールはクリーミーで腰の強い泡立ちのベルギービール「デュベル」330mlを4/5本使いました。
付け合わせ用に下湯でしておいたカブとニンジンも一緒に入れて、フタをして強火で蒸し焼きにします。
ソテーパンを少し回しながら、ソースのつまり具合がいい案配になったら出来上がりです。味(塩加減)を整えてお皿に盛ります。
特にこれといった調味料は加えないのですが、とてもマイルドで美味しいです。そして、かなり肉がしっとり柔らかく仕上がります。
ちょっと火を入れすぎただけで硬くなりがちなウサギの肉ですが、締りのある鶏肉といった感じで、弾力性があり、好きな人にはたまらない味だと思います。うさぎ肉の個性を消すことなく、美味しく仕上がりました。..ビールの苦みは全く無く..万人受けの味だと思います。このビール煮は、結構他の肉料理にも応用範囲が広いかなと思います。また、調理がとても簡単なのでおすすめです。
骨の部分もかぶりつこうとしたのですが、少し尖っていて以外に細かいので、危ないからやめました。この骨部分2つを煮だして、簡単なフォンを作りました。残ったビールのソースも後で使います。
[うさぎのワイルドライス詰め]
●お米:1合
●チキンブイヨン:少々
*水の割合は普通のお米1合を炊く量
●バター:適宜
茹でたワイルドライスと軽く水洗いした米をバターで炒めます。米が透き通ったら、スープストック(市販のチキンブイヨン使用)で炊きあげます。炊きあがったバターライスをバター少量..銀杏を入れてフライパンでピラフを作ります。仕上げまじかに先ほどのうさぎのフォンと残ったビールのソースを加えて手早くあおります。出来上がったら、冷ましておきます。
マリネした肉の上と下にラップを敷いて叩いてのばします。塩・胡椒した肉の上にピラフをのせてラップを使って丸めます。つなぎ目が不安であれば、爪楊枝で止めます。軽く小麦粉を付けて、包んだ肉のつなぎめを下にしてソテーします。。肉汁とバターを上に掛けながら丁寧に焼きます。下部分が焼けて固定できたら、約5~10分くらい、180度に熱したオーブンに入れます。
肉の火の通り具合を確認できたら出します。
キノコのソースを作っておきます。鍋にバターを溶かして小麦粉を少量ふるっていれます。よく混ぜて牛乳を入れたら、木べらでよく混ぜます。適当にカットしてソテーした椎茸としめじを入れます。塩・胡椒で味を整えて煮詰めます。このソースはこちらのサイト「うさぎのポッシェ」レシピを参考にしています。
ソースの上にカットした[うさぎのワイルドライス詰め]をおいて完成です。ウサギ肉とこのソース..さすが相性がよくとても合います。
*結構オリジナルが入っているので、もっと本格的で適切な作り方があると思います。ピラフの代わりにもち米なんかも美味しいかもしれません。いろいろ参考にして是非また作ってみようと思います。