★ハトのワイン煮込み/お豆と根菜のクリーム煮添え
ハトは食べる部分は少ない小さなトリだけど、赤いお肉で(でも鴨の様な水鳥特有の脂っこさは当然なく:水鳥じゃないですからw)すんなりといただけるお肉だと思います。
そして、身体が弱ってきたなあと感じる時にいただくと元気が出ます。普段の食卓、ではなくて病後とか、赤ちゃんが欲しいとか(^^)とにかく内臓にエネルギーを必要とする時に良いものだと思います。
今日は息子のJも合宿が続いてグッタリ。私もパソコンのクラッシュで連日寝不足…が続いたので、ちょっと元気欲しくて夕食にいただきました。
感覚としては「ウナギ」かしら?(私はウナギが食べられないのでハトに逃げます!)
とは言え、なんだか今日は、どう料理しようか、すごく迷いまして。
普通にキノコでも詰めてローストにしようかと思っていたのですが、残った羽の処理やらしているうちに、ポッポッポーハトポッポー、豆が欲しいかそらやるぞ。じゃないですが、食べた「とうもろこし」が出てきたので、付け合わせはクミンとタイムで風味を付けたお豆と根菜のクリーム煮に決定。
ハトさんは、軽く表面を焼いてからショウガや赤唐辛子、ワインなど身体を温めるものを選んでじっくりと煮込みました。
うん。薬膳の法則に乗っ取った調理法にしてみたら、こんな時間になっても、やっぱり身体がすごく温まっています。
もっと薬膳とハーブの関連性を研究していきたいなあと思った夕食でした。
:::材料:::
ハト 1羽
岩塩、ホワイトペッパー、タイム、クミン、セロリシードを一緒につぶす。
オリーブオイル
ニンニク 1かけ
赤ワイン 1カップ
玉葱 1/2個
ベイリーフ 1枚
ニンニク 1かけ
ショウガ 1かけ
赤唐辛子 1本
ジャガイモ 2個
にんじん 1本
玉葱 1個
ミックスビーンズ 1缶
岩塩
ブラックペッパー
クミンパウダー
生クリーム
:::作り方:::
ハトはきれいにしてから、スパイス類をすりこんで、しばらく寝かせておきます。
フライパンにオリーブオイルと薄切りにしたニンニクを入れ、香りが出たらニンニクは外してハトを入れ、表面をさーっと焼き、ハトがすっぽり入るくらいの小さなお鍋(大きめのミルクパンなどが便利:私はシラルガンのミルクポットを使っています。)に薄切りにした玉葱、ショウガ、ベイリーフ、赤ワイン、ハトの高さまでのお湯を加えて火にかけます。
1時間ほど煮込むと、ホロッと骨から外れるほどになるので、その間に付け合わせを。
フライパンに粗く刻んだ玉葱、にんじんをオリーブオイルで炒め、お豆ほどの大きさに刻んだジャガイモとスパイス、ヒタヒタになるほどの水も加えて煮込みます。
ジャガイモが柔らかくなったらミックスビーンズも加えて一煮立ちさせ、クリームを加え味を見ます。
1時間ほど煮込んだハトのお鍋は、煮汁がかなり減っているはず、これはソースにしても良いですが薄めて次の日のモーニングスープにすると、元気いっぱい!で出かけられますよ。
なので、食べやすく半分にさばいて、たっぷりのクリーム煮にのせていただきます。この分量ですと、か細い女性ならパンもいらないわ。と言うほどの付け合わせになりますので加減してみて下さい。
本当にごちそうさまでした!!!グルミーさま♪