サルティンボッカ用のレトルトソースを頂きました。　使ってみようと　パッケージを読んでみると　しょうが焼用の肉、を使うとありました。　このソースは　肉をいためて　からめるだけの簡単なもの。だからこそ、素材はいいものを使いたいところです。　　そこで　冷凍庫で大事にとってある　ベジョータのロースを思い出し、スライスして使ってみることにしました。

完全に解凍してしまったので、　スライスするのに少し苦労しましたが　何とか半分の厚みに。　形を整えて　生ハムを重ねてソテーして　ソースをからめて完成。　
しっかりしたソースの味と　加熱された生ハム　(これも　もったいない！と思いながらも　ハモンセラーノの特選を使用）　のふんわりとした香りと　キリッとした　塩気を感じる風味。　それらに負けない　お肉の旨味。

厚みのあるお肉が好きな私は　今まで　「スライスする」　という発想がありませんでしたが、このお肉は　半分くらいのほうが私は好みかも。 　そう思うくらい、おいしかったです。　
生ハムがクッションになったのかもしれませんが、柔らかさも　脂身の香ばしさや甘みも、そのままソテーしたよりずっと　おいしく感じました。

今回で　すっかりサルティンボッカがすっかり好きになりましたが、　これはお肉のおかげか　ハモンセラーノのおかげか　それとも　ソースのおかげなのか…わかりません！　
でも、今度はソースは手作りしてみたいけど、お肉はこのままでいこうと思うのは、お肉のおいしさを一番かんじてるからなのかもしれません、ね。　ごちそうさまでした。