マトンとレンズ豆のキーマカレーを作りました。
キーマカレーは煮込み時間が短くて済み、30分ほどでできあがるのが嬉しいです。もちろん冷凍保存もでき、パンにもごはんにも合うので便利。
香辛料さえあれば一からの手作りも全然難しくはないのですが、私はたいてい市販のキーマカレーペーストを使ってしまいます。それもごく一般的な廉価なお品。味のベースがとりあえず決まると楽なんですもの。ペーストにプラスして、好みの香辛料を加える形。

それでもなかなかに本格的に仕上がるのは、なんといってもマトンのおかげ。キーマカレーの醍醐味はほんのり立ちのぼる羊の香り。羊の挽き肉はスーパーマーケット等では手に入りにくいので、この商品は有り難いです。
炒めているときには羊らしさが強く漂いましたが、香辛料を入れて煮込むとごく穏やかで、個人的にはもっと匂いが強くてもいいと思うほど。脂も少なく、とても使いやすいミンチだと思います。
2パック600グラムを使用しました。

[1] まず、適量のレンズ豆を洗い、お水に10分間ほど浸しておきます。
[2] コーン油とバターを同量ずつ入れたお鍋で、タマネギ1個(みじんぎり)、ニンニク2片(みじんぎり)、しょうが2片(みじんぎり)を炒め、更に赤唐辛子3本(輪切り)、クミンシード大さじ1強、ローリエ1枚を加えて炒め、トマト中2個(角切り)も加えます。
[3] トマトに火が通ったらミンチを投入。粉末のバジル、コリアンダー、ナツメグ、パプリカを各適量振り入れて炒めます。
[4] ミンチの色が変わったら、レンズ豆を戻し汁ごと投入。お水を加えて(戻し汁と合わせて800ccくらいになる感じ)煮込み開始。好みもありますが、キーマカレーの場合、アクも味のうちを私は思っているので、アク取りの手間もなし。
[5] あとは市販品の箱書きにある通りにペーストを加えるだけ。基本的には20分も煮ればOKですが、レンズ豆が好みの食感になるまで煮込み時間を延ばしても。

添えたのはターメリックライスと市販のナン。
ターメリックライスは、お米をオリーブオイルとバターで炒め、ターメリックとコショウで香りをつけ、ブイヨン(固形スープを溶いたもの)を加えて炊飯器で炊いたものです。