ラムはよく食べますが、スペアリブは初めてです。
解凍したお肉は、厚みはさほどなくて脂身が少なめ。
手に持ってかじりつく骨付き肉の醍醐味も加わって、お肉のおいしさがダイレクトに味わえそう。
2枚のプレートが入っていたのでマリネ液も2種類。
漬け込んで一晩置き、両面焼きの魚焼きグリルで焼きました。
が、ちょっと失敗して焼き過ぎてしまい、見た目があまりよろしくない…。
厚みがないので、焼くときに油断は禁物ですね。
手軽さ第一でグリルを使いましたが、オーブンのほうが上手に焼けると思います。
個人的好みから言えば、残念ながら火が通り過ぎていたのですが、でもそれだけに豚スペアリブとの食感の違いが明らか。
マリネ液がなめらかに滲み混んだ、シルクのようにきめ細やかな肉質が堪能できました。
ほんとにクセのないお肉ですが、比較的脂の多い部分にかじりつくと、ラムの香りがふんわり匂い立ちます。
スペアリブは、もちろん舌においしくて、お肉を齧り取る歯にもおいしく、べとべとになる指にもおいしいものですが、ラムだと加えて鼻にもおいしい。
プレート状で扱いやすく、厚みがないので切り分けるのも簡単。お値段もお手頃なので、気軽にラムを楽しむにはもってこい。今度はどんな味つけにしようかな~と、すでに次回に思いを馳せています。
【マリネ液】
A ビールがすすむ![おしょうゆ味マリネ液]
・しょうゆ 大さじ4
・スコッチウィスキー 大さじ4
・にんにく 3片株(すりおろす)
B ごはんがすすむ![ほんのり中華なマリネ液]
・トマトケチャップ 大さじ3
・味噌 大さじ1
・豆板醤 小さじ2
・ごま油 小さじ2
・砂糖 大さじ1
・酒 大さじ2
・しょうゆ 大さじ4
・ねぎ 10センチ(みじんぎり)
・しょうが 1片(みじんぎり)
・にんんく 1片(みじんぎり)
上記の液に一晩漬け込んで焼き、切り分けるだけの簡単料理。
いずれのマリネ液も、豚スペアリブにもおすすめ。
Aはさっぱりとしてにんにくの香りが際立ちます。
Bはお酒にはもちろんごはんにもぴったりの濃厚さ。
Bは人からおそわったレシピを改変したのですが、しばらくの間はスペアリブといえば必ずこの味にするほど気に入っていました。
こちらは炭に負けない強さがあるのでバーベキューにもぴったりです。