イベリコ豚ほほ肉(チークミート)【煮込み料理におすすめ】

4.58 (24件のレシピ)

投稿者: 東京都 マンボともぞう様  [レシピ]
投稿日付:2009/06/17 11:55

梅雨に入り、気温はそれほどではないものの湿度が高くて、どうもさっぱりしたものが食べたくなる最近の気候。無性につめたーいラタトゥイユが食べたくなりました。付け合わせから先に考えるっていうのもヘンな話ですが、ラタトゥイユに合いそうな料理をと、こちらのレシピを探ったところ、チークミートをソミュール液に漬け、ゆでるというハムに似たレシピが載っていまして興味がわきました。レシピではリンゴのソースを添えていましたが、酸味がラタトゥイユとかぶってしまうので、とろりと煮込んだレンズ豆と一緒にいただく形にしたらどうかと、ちょっとだけアレンジを加えました。

【材料】 2人前
イベリコ豚ほほ肉 1枚(300g程度)
(ソミュールの材料は「イベリコ豚チークミートステーキ 簡単りんごソース」と同割です)

ラタトゥイユ材料
トマト 4個
赤ピーマン 1個
ズッキーニ 1本
なす 2本
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ1
タイム 2枝
塩、こしょう、砂糖 適量

レンズ豆の煮込み材料
レンズ豆 1/3カップ
イベリコ豚の煮汁 適量
タイム 1枝

【作りかた】
1 ほほ肉のステーキの工程はこちらのレシピに載っている通りです。ただ、肉が少々小さいので、ゆで時間は10分、沸騰させずに低めの温度(80度くらい)のごく弱火で加熱しました。
2 私のラタトゥイユは、野菜が煮崩れるまでしっかり煮込みます。トマトの皮と種を取り、適当な大きさに切ったものを鍋に入れ、砂糖ひとつまみを入れて弱火で加熱しておきます。ズッキーニとなすは半月切り、赤ピーマンは黒焦げになるまで表面を焼いてから皮をむいて適当な大きさに、たまねぎは1センチ角、にんにくはみじん切りに。
3 フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れ、加熱して香りが出てきたところで玉ねぎを加え、透き通るまで炒めます。そこにズッキーニ、なすを加え、しっとりカサが減るまで炒めます。
4 3をトマトの鍋に入れ、赤ピーマン、タイムを加えたら軽く塩で味をつけ、ごくごく弱火でじっくり1時間半ほど煮込みます。途中水分が減ったら随時足しながら煮ます。最後に塩、コショウで味を整え、粗熱が取れたところで冷蔵庫でしっかり冷やします。
5 イベリコ豚の煮汁がとても濃厚でいい味だったので、レンズ豆を煮るのに使いました。
レンズ豆は10分ほど水につけて戻し、ひたひたくらいの量の沸騰した煮汁に入れて、タイムを加え、ちょっと崩れるくらいまで煮込むだけ。煮汁に結構塩分があるので、塩を加える必要もありません。
6 スライスした肉を表面にいい焦げ色がつくまで焼き、レンズ豆を敷いた皿の上に盛りつけます。冷蔵庫でキンキンに冷やしたラタトゥイユと共に。

チークミートは煮込みのイメージがあり、この加熱時間で柔らかくなるのかなあと思っていましたが、独特の歯ごたえは堅さを感じさせず、煮込みとも違った食感が楽しめました。イベリコ豚というと脂の美味さを思い浮かべますが、このほほ肉は、赤身のお肉の美味しさが凝縮されていて、脂が苦手な人やカロリーコントロール中の人でも楽しめると思います。お肉のエキスをたっぷり吸ったレンズ豆との相性も最高、温かいお肉と冷たいラタトゥイユのコントラストも、予想通りの美味しさでした。多めにつくっておいてもある程度は保存がききますし、冷凍保存も可能だと思います。料理が面倒な時にさっと解凍して炙ってと、お助けメニュウになること間違いなしです。


商品の評価:★★★★★
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