エゾ鹿(蝦夷鹿)内モモ(ミニブロック)【柔らか!濃い味わいのジビエ肉】

5.00 (21件のレシピ)

投稿者: 神奈川県 makomam様  [レシピ]
投稿日付:2015/01/05 20:56

蝦夷鹿、、、生まれも育ちも北海道内陸(山側ど田舎)育ちの私には お洒落な?
響きのジビエとはかけ離れた不思議な食材、、、食材!?  

真っ先に浮かぶ蝦夷鹿の記憶は
●車運転中に遭遇(衝突)→車が大破(私の実話です。その後、鹿は走って逃げました。)
●JRの車線に突如現れる→JR衝突部分陥没(鹿は無事、走って逃げました。ご安心下さい。)
●寒波が続くと山を下り畑のキャベツを食尽す。(以外と頭良く生半可な罠や脅しはききません。)  

鹿と聞いて関西の某公園名物鹿煎餅狙いの雄でも小柄な動物を想像してはいけません。
勿論「バンビー?可愛い〜☆」なんてレベルでもありません。  

夜道で遭遇した日にはその巨体と野性味あふれる雄々しい姿に
ヒグマに遭遇した登山者ばりに動きを静止せずにいられない(怖すぎて動けない)

、、、。 

、、、、、、。    

いえいえ、決して蝦夷鹿肉のイメージを悪くしたいのではなく!!
そんな蝦夷鹿が美味な食肉として流通されるなんて
時代も変わってんだなぁ〜
なまらビックリするべさ〜(北海道弁)

等という田舎ッペ丸出しな感想を述べてしまう訳でして。 
料理法も昔の記憶を辿ると蝦夷鹿料理=カレーやすき焼きの様な濃い味の 煮汁で
グラグラ煮込む鍋ぐらい。   これらは狩猟後、肉の処理(血抜き等)がきちんと
出来る環境に無いため 発生する臭み消しの為の料理法でして、、、

しかしグルメソムリエさんの鹿肉の 紹介ページには草原育ちの鹿をきちんと
衛生管理された工場で素早く解体、血抜きまで 行われている事が説明されており安心。  

美味しい赤身肉として食してみたく自分なりに試行錯誤してみました。

****************************

蝦夷鹿の山椒味噌漬け

蝦夷鹿モモミニブロック


●塩

●赤みそ

●山椒粉

●甜菜糖

***************************

1蝦夷鹿モモブロックは塩を軽くすりつけて
カーゼに1重くるみ、●を混ぜたもので全体をおおい、1日放置。

2漬け味噌とガーゼを外し、酒で表面を軽く洗ってから拭き、
熱してフライパンで表面全体を色が変わる程度に焼く。(焼き過ぎ厳禁です)

3お肉をアルミホイルで包み耐熱のジップロックに入れる。
お肉がすっかり被る量の熱湯を沸かし袋のまま肉を入れ、すぐ火を止める。
そのまま蓋をし40分程置く。

4袋から取り出しスライス、好みで山椒粉をふったり好みの柑橘をしぼって

召し上がれ☆
***********************************

簡単すぎなレシピですが火がどうしても入り過ぎて欲しくない調理の時
は良く熱湯を仕様するので、鹿肉にも試してみました。

味わいは他の皆さんのレビューにもある通りとてもクセの少ない食べやすく
柔らかい肉質、しかし鼻から抜ける風味は普段食べ馴れた赤身の他の

獣肉とは違う独特の力強い香りがあり、、、昔大破した軽自動車が脳裏を横切ります 笑
今回は和で調理しましたが洋食でも中華風な濃い味付けでも負けない力強さを感じました。

今は蝦夷鹿大量発生が問題となっていますが、諸処の問題
蝦夷鹿の生息する山の衛生(登山者が捨ててくゴミ等)環境が良くなり、

きちんとした技術の精肉工場が増えて、北海道発信の新たな
食材産業になってくれればと願っています。


切り口は綺麗な赤!

商品の評価:★★★★★
 いいねの数 71



このページをシェアする

このレシピが含まれるカテゴリー「焼く/ローストする」のレシピ 
このレシピが含まれるカテゴリー「和風」のレシピ 
カテゴリー別一覧はこちら



●グルメソムリエについて

商品についての情報
ソーセージ&ベーコンの楽しみ方
ご紹介頂きました
三ツ星レストラン御用達生ハム
スペイン最高峰ハモンセラーノ
生ハム・サラミについて
金賞受賞チーズ
ベンハミン・ロメオのワイン
イベリコ豚のこだわり
高機能ハモネロ・アフィノックス
肉の日感謝デー(過去のプレゼント)