ラムモモ肉(骨なしブロック)【塊の美味しさたっぷり 《NZ産熟成ラム肉》】

5.00 (3件のレシピ)

投稿者:B 愛知県 パイコー様  [レシピ]
投稿日付:2016/01/14 22:27

しっかりとした赤身で脂身が少ないのに、焼いてもあまり固くならないというのがラム内モモ肉の印象です。ですから、煮込みよりも短時間で火を通す食べ方が適している気がします。

せっかくの塊肉なので、しっかりとした食べ応えを感じたくて、大きめのブロックにカットしてからガーリック風味を利かせたトマトソースに絡めていただきました。

タロイモ(里芋)を付け合わせにして、なんとなく象牙海岸当たりのアフリカンフードを懐かしんでみました。調理方法は欧風ですが。

 

ラムカットステーキのトマトガーリックソース タロイモ添え

  1. ラム肉は2-3口大にカットしてから塩コショウをまぶし、オリーブオイルを引いたフライパンできれいな焼き色を付けていく。
  2. 肉を返した頃に、芯をとって4-5片に切ったニンニク2かけ分を投入し、一緒に焼きながら香りを出していく。
  3. 肉の表面が焼けたら、白ワイン少々で湿らせ、ワインのアルコール分が飛んだところへカットトマト半カップ分を入れ、肉を転がしながらソースを煮絡めていく。
  4. 途中で、オレガノ2-3振り、カイエンヌペッパー少々、トマトペースト大1も加え、5分ほどしてソースが良い感じの濃さになったら火から下して塩分を調整する。
  5. 皮をむいて茹でた里芋(親芋などの大きいものをカットすると雰囲気が出る)と一緒に盛り付ける。

 

感想:

肉をナイフでカットして口に入れると、噛むほどに肉汁が口の中にあふれ出てきます。適度な噛み応えとも相まって、お肉を食べているという満足感が高まります。白ワインとトマトの酸味が程よく効いており、ガーリックのコクとうまみ、レッドペッパーの辛みが加わって、シンプルながらラム肉にはよく合う味付けだと思います。口の中でほんのりと上品に香るラムのフレーバーとオレガノの風味も良いハーモニーを奏でます。

付け合わせのタロイモのねっとりとした食感がまた、トマトソースによく合います。

ゆでた芋はそのままソースと一緒に頂くのも美味しいのですが、途中でフォークの背でつぶしてマッシュ状にしたものをソースに絡めれば、まさにフフ&トマトソースといった趣で、コートジやベナンあたりの大衆食堂(マキ)を思い出す懐かしい味わいです。なめらかでお餅のようなヤムの舌触りと酸味の効いたトマトソースのコントラストがこの品の醍醐味であり、ジャガイモでは出すことのできないエスニックな味なのです。

アフリカのソースは固い羊肉を何時間もコトコト煮込んだものでしたが、おいしいラム肉でさっと作ったこちらのトマトソースもまた、別の味わいですが少しだけアフリカンテイストも感じられ、懐かしくも楽しい食卓となりました。

私にとっては、この内モモブロック肉は程よい大きさといい、赤身と脂身のバランス(ほぼ赤身)といい、好みにぴったりの使い勝手の良い部位です。またリピートしたいと思います。


ニンニクと一緒にお肉を焼く


トマト&ハーブでさっと煮る


タロイモを添えていただきます

商品の評価:★★★★★
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