![]() | 5月中旬以降の出荷◆《9.5~10kg・中くらい》23ヶ月熟成ハモン・デ・トレベレス骨付生ハム原木【黒ラベル ハモンセラーノ 後ろ脚の生ハム フビレス村産】
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投稿者:![]() ![]() 投稿日付:2012/07/23 23:58 | ||
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春先に買ったトレベレス23ヶ月も、そろそろ終わり。大きめに削れる部分はラップに包んで冷蔵庫に保存。今回は腰骨だけ外し、大鍋に投入、スープ作りを開始。 初日(木曜日):グラグラと煮えて、脂やアクが浮かんできたところで、お湯を全部捨て、腰骨を水でよく洗います。再び水を張り、人参、タマネギ、長ネギの青い部分等を入れて、煮込み開始。アクや黄色い酸化した脂がまだまだ出てきます。それをとり続け、はや2時間、明日も仕事なので、この日は終了。 2日目(金曜日):暑いので、朝1回火を入れると、再び大量のアクと脂。出勤前に記念撮影(写真1)。夜に煮込み再開、アクを取りながら煮込み続けて4時間ぐらい、途中で人参、タマネギを追加、なんか茶色のドロドロした液体に(写真2)。眠くなったので、この日はここで終了。 3日目(土曜日):今日は仕事はお休み。朝食後、腰骨と野菜を除き、1回軽く漉します。まだドロドロの液体。ハモン独特の香りが強すぎる感じです。再び長ネギの青い部分、人参、タマネギ、ローリエ等を入れて、昼1時間、夜2時間ぐらいでしょうか、夜遊びに出かけたので、今日の煮込み時間は短め。その日はバルでシェリー(フィノとマンサニージャ)を楽しみました。 4日目(日曜日):相変わらずドロドロですが、香りはかなり良くなってきたので、このまま野菜をペースト状にしてそっくりカレーにするか、クリアなスープに挑戦するか、少し迷います。たまたま朝食にオムレツを(冷蔵庫に保存してあったハモンを刻んで入れて)作ることになったため、クリアなスープに挑戦しました。その卵の殻(ちなみに割る前に洗ってます)を鍋に放り込み、弱火で沸騰しないようにじわじわ火を入れていきます。そのうち、もやもやと白い固まりが出来てきて、スープを濁らせていた浮遊物を取り込んでいきます。スープの部分が澄んできたので、キッチンペーパーで漉したら、透明な琥珀色のスープになりました(写真3)。スープに鍋の槌目が映っているのがお分かりになるでしょうか? 大量に投入した野菜とのマリアージュで、ハモン独特の香りは身を潜め、なかなか香り高いコンソメスープになりました。これまで塩を全く入れず、味の調整はせず、コショウを少しふった程度で、美味しくいただきました。かなりタマネギ等のエキスの味もするのですが、子供達も、美味しいと言ってくれたのが一番の喜びです。仕事から帰宅後、酒を片手に、アクを取った甲斐があったというものです。生ハム生活とは、家族を幸せにする、大人の遊びですね。 ![]() ![]() ![]() | ||
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![]() | 1kgあたり4,150円
1本 平均40,462円
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SH7001C |
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