ついにパレタイベリコの解体作業を週末に行いました。

乾燥部分も増えてかなり硬めのところもあるのですが、そこはもう美味しい出汁が出ることが

分かっていますので、生ハムが思わず鰹節の用にも見えてきます。

今回も硬めの乾燥部分から美味しい出汁を取り、茶わん蒸しにしてみました

スペイン風茶わん蒸し

材料：二人前

原木解体で出た乾燥部分一皿（使用したのは写真の1/3程度でした）

卵二個

赤パプリカ、そぎ切り２かけ（入れる時に櫛切り）

茶色と白のマッシュルーム１個ずつ

黒オリーブの実（種なし）１個

塩コショウ、オリーブオイル適量

作り方

まず200ｍｌのお水に生ハムを刻んで一煮たちします（本当に一番出汁を鰹節から取るようでした）

味見して旨みと塩見が出ていたら、生ハム入れたまま常温まで冷まします。

３０分ぐらいで生ハムも柔らかくなるので、フライパンにオリーブオイルを大さじ２入れて

切ったパプリカとマッシュルームと共に軽く炒めます。

これを具材に小さ目のココットに入れておきます。

卵二個を割り軽く塩コショウして溶いたものに、先ほどの生ハム出汁の混ぜた後の

塩味を見ながら入れていきます。

味を整えたら具材を入れたココットに卵を流し込み、蒸し器で１５分蒸しあげてたら、

最後にブラックオリーブの実を切って飾って出来上がりです！

感想

もう蓋を開けたら生ハムの良い香りがふわ～としてきました。

ところが、蒸し上げ過ぎたせいかすごい膨らみ方です（汗）

５分くらいから様子を見て、プルプルで仕上げればよかったです。

でも、食べた家族は「美味しい、生ハム味の下地がないキッシュだ！」と褒めてくれました。

でも、パプリカのほのかな甘みとマッシュルームの香りが生ハムと卵の香りに包まれて

とても美味しかったです。

何より出汁を取った後の生ハムが歯ごたえと塩見がちょうどよいのが不思議なくらいです。

最初の計画では「茶わん蒸し」を作ったつもりが「卵と生ハムのココット焼き」に

なってしまいましたが、これはこれで良かったです。

注文が多い家族から「次回はこの具材と生ハム出汁と白身だけ混ぜて、蒸した後に

黄身とチーズを乗せてオーブンで焼いてみない？」

おう、それも美味しそうだね。

いや～家族で原木最後の、生ハム出汁料理にはまっています（笑）