牛すじ（ブイヨン用）の最高のダシであつあつおでん＆あんかけふろふき大根♪ 　

雪がちらつく寒い日はやっぱりおでん！具のメインは市販の練り物各種が詰め合わせになったおでんセットですが、ダシは牛すじを煮るところから始めるのが、我が家の定番。牛特有のコクと旨味で、全く別物になります！

解凍した牛すじは、一度茹でこぼし、流水でよく洗ってから圧力鍋に入れ、たっぷりの水、生姜の皮、ネギの青い部分とともに蓋をせずに煮ます。沸騰したらアクをとり、蓋をして加圧し、40分程柔らかくなるまで煮ます。冷めたら固まった白い脂を取り除きます。

おでんの具として、輪切りの大根は下茹でします。卵は茹でて殻をむきます。こんにゃくは手綱にして、下茹でします。 牛すじは全量では多すぎるので、具と煮汁の３分の１ほどを鍋に残して、残りは保存用として、別にします。すぐに使わないときは冷凍します。（これが便利です）

鍋に残した牛すじと煮汁に水適量、おでんセット添付のだしの素、大根、卵、こんにゃくを加え蓋をして加圧し、圧がかかったら火を止め、ゆっくり冷まします。冷めたら加圧→すぐに火を止める、をもう一度繰り返します。この工程で、煮崩れなしに味がしみます。蓋をとって、油抜きしたセットの練り物を加え、弱火で30分程煮込んで完成です。 牛すじの旨味か染み渡ったあつあつおでんは、寒い日の何よりのご馳走です。牛すじももちろん一緒に頂きます。 　

別の日、下煮した後取り分けておいたダシで、ふろふき大根を作りました。牛すじダシに昆布だしを合わせ、酒と薄口しょうゆで調味して、下煮した大根を煮込みます。味がしみたら、煮汁の一部を取り分けて味を調え、水とき片栗粉でとろみをつけて、あんにします。器に盛った大根にあんをかけ、ねぎを添えました。 　

牛すじ下煮にちょっと時間はかかりますが、手間はかかりません。牛すじおでんの満足感を一度味わえば、「今日は牛すじを煮る時間がないから、おでんはやめよう」と思うほどです。そんな時も、下煮済み牛すじの冷凍があれは安心です。冬には特に重宝する食材です！