秋も深まり、温かい料理が恋しい季節。
久しぶりに購入した牛タンを使い、赤ワインを使ったタンシチューにしようかと思ったのですが、今回は秋ということを意識して、ビール煮込みにしました。
秋はビールの旬なので、期間限定のビールを使ってビール煮込みを作りました。
①牛タンを3cmほどの厚さに切り、強火のフライパンで表面を焼き固めたのち、圧力鍋で15分ほど加圧する。
②鍋に、少し厚めの薄切りにした玉ねぎを入れ、中火弱の火加減で、少し色付ける感じで炒める。
③②の鍋にビールを入れて強火にかけ、沸騰してアルコールが飛べば、弱火でギリギリまで煮詰める。
④牛タン、フォン・ド・ヴォー、フォン・ド・ヴォライユ、トマトソース、はちみつ、ローリエを加え、さらに煮込む。
※ビール煮込みの場合は苦みが出やすいので、はちみつを加え、玉ねぎも少し多めに使って、甘味をプラスする。
⑤煮込めれば、牛タンを取り出して煮汁を漉し、煮汁と共に、冷蔵庫で1日寝かす。
※寝かすことによって、味が落ち着き、まろやかなソースに仕上がる。
⑥鍋で温め直し、生クリームを少し加えて軽く煮込み、ブール・マニエで濃度をつける。
※今回は秋らしく、シャンピニョン、舞茸というキノコをプラスしました。
⑦ヌードルと共にお皿に盛りつけて仕上げる。
熟成牛タンのビール煮込み キノコ風味
Ragout de langue de bœufs à la bière et aux champignons
食べた日はすごく寒かった日で、煮込みを食べるのに適したと感じた日でした。
秋の名残りを感じながら食した、秋のテイストの牛タンの煮込み。
おいしいディナータイムとなりました。