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スペインワインの特徴 「ブドウの栽培面積世界一、ワインの生産量世界3位のスペイン」

スペインは、ブドウの栽培面積においては世界一、ワインの生産量においては世界第3位を誇る、世界有数のワイン王国です。 世界のワイン業界で現在最も熱い視線が送られているスペインワインの特徴は、どのようなところにあるのでしょうか。

スペインワインと聞いて多くの人がまず思い浮かべるのは、おそらくシェリーではないでしょうか。 スティル・ワインにブランデーを添加した酒精強化ワインであるシェリーは、大航海時代が幕開けとなった1500年代から、重要な取引先であるイギリスに輸出されて一躍有名になりました。

その後、人気を博したシェリーの名前を名乗るワインがイギリスをはじめとする他国で登場しましたが、1933年に認定された原産地呼称統制法によって、スペイン産以外のものをシェリーと名乗ることができなくなりました。 ワイン業界の注目株として新星のごとく現れたスペインのシェリーですが、スペインワインの国内生産量に占める割合はわずか7%にすぎず、シェリーのほかはスティル・ワインやスパークリング・ワインが占めています。

スペインといえば、情熱の国として赤のイメージを想像することができますが、ワインにおいても赤ワインが印象的です。

※とくにリオハで生産される高級赤ワインは、ボディのあるしっかりとした味わいで飲み応えがあるため人気が高いです。 リオハはフランスのボルドー地方の醸造技術を取り入れた産地で、スペインにおいて唯一最高級の格付けを受けています。 それから、ブドウの品種としてはスペイン原産のテンプラニーリョ種が代表的な赤ワイン用黒ブドウ品種で、上質でやわらかな舌ざわりが特徴の赤ワインを生み出します。 スペインワインは熟成や飲み頃にこだわりのあるものが多く、とくに長期熟成タイプのやさしい風味がある赤ワインは、世界中のワイン愛好家たちに愛されています。

スペインワインはシェリーや赤ワインだけではなく、いきいきとしたロゼワインやスパークリング・ワインであるカバも有名です。 シャリーやロゼワインにはすでに長い歴史がありますが、カバは近年広く世界に知られるようになってきました。 醸造方法が改良されたり新しいブドウ品種が採用されたりするなど、素晴らしいカバが次々に誕生しています。

これまで長い間親しまれてきたスペインならではのワインに加えて、技術革新によって生まれたスーパー・スパニッシュ・ワイン、あるいはモダン・スパニッシュ・ワインと呼ばれるフランスのボルドーワインに似たタイプの上質なワインが登場しているのが、最近のスペインワインの新潮流です。 世界中を旅して醸造学を学んだ新しい世代の醸造家たちによって、この10年ほどの間にスペイン各地で斬新なワインが誕生しています。 ワイン愛好家たちにとって、スペインワインは目が離せない魅力的な存在といえるでしょう。

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