ワインは非常にさまざまな種類と特徴があるため、選ぶことが楽しい反面、迷うところでもあります。
いざ購入しようとしても、どのワインを選んだら良いのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ワインの選び方に決まった法則はありませんが、選び方のポイントとしていくつか挙げることができます。
まず、ワインを選ぶときの前提条件として、自分の予算内で選ぶということがあります。
ワインの値段はピンからキリまでとても幅が広いため、予算で絞ることは案外大事な条件になります。
予算である程度絞ったうえで、それぞれの明確な目的に合わせてさらに絞り込んでいきます。
たとえば、食事に招かれた場合の手土産としてワインを選ぶ場合。
先方のリクエストなどがあれば別ですが、特に食事のメニューなどを知らされていない場合、無理に食事に合わせるワインを考える必要はありません。
シャンパンなどの食前に向くスパークリング・ワインや、食後にゆっくり楽しめる甘口のデザートワインなどを選ぶと良いでしょう。
反対に自分が食事に招く場合は、ワインと料理の相性がぴったり合うように考えてワインを選ぶと、ワインが料理の味を引き立ててくれるので、よりおいしく食事ができます。
料理の素材でワインを選ぶとしたら、肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインというのが基本です。
これは、素材の色とワインの色を合わせたものと言うこともできます。
このことから考えると、魚料理の場合でも白身の魚であれば白ワインでいいですが、赤身の魚であれば赤ワインが合うこともあるのです。
素材のほかにも調理法によってワインを選ぶ方法もあります。 あっさり味であれば白ワイン、こってり味であれば赤ワインが合うと言われています。
素材が肉の場合でも、調理法があっさりしているものなら軽めの赤ワインか重めの白ワインが合います。
素材が肉と魚介の両方である場合や、和洋中の料理が一緒に並ぶ場合は、そのすべてに完璧にマッチしたワインを選ぶことは難しくなってきます。
そういう場合は、個性があまり強くないカジュアルなタイプのワインを選ぶのが無難です。
ワインをプレゼントやギフトとして贈る場合は、どのようなものを選んだら良いでしょうか。
選ぶポイントとしては、ワインを贈ろうとする相手によって選び方を変えるということです。
相手がワインに詳しい方であれば、量より質を重視し、一本でも評判の良い銘柄で
良いヴィンテージのワインを選ぶようにします。
反対に相手がそれほどワインに詳しくない方であれば、飲み比べを楽しめるように異なるタイプのワインを数本選ぶと喜ばれるはずです。
日常的に、普段の食事に合わせて飲むワインを選ぶ場合は、手ごろな値段のものを選ぶのが一番です。
好みのタイプのワインや気になっていたワインなどを自由に選んでみてはいかがでしょう。
|